2017年2月20日月曜日

日本の山っていいなぁ♪ その四





 雪を楽しめるってえのはどうだろう。丹沢でさえ、一晩に1m積もる事も有るのだからね。何せ世界一の豪雪地なのだ。尤も其れは脊梁山脈なんだけど。
 何だか前章と同じ流れになっちまった。丹沢も日本の山なんで、仕方ないって事にしよう。
 中山帯で雪山を楽しめると言うのも、多分世界中にもそうは無いのでは、と思われる。丹沢で不足なら、上越国境に行けば間違いなくモロに豪雪ですぞ。
 更に高山に入れば雪雪雪、嫌って言う程雪が楽しめる。Nの話ではないが、一日頑張ってラッセルして、やっと数百メートルって世界だ。ねえどう? うーん、余り希望者は期待できないみたいだ。日本人で余り嬉しく無いってか? 其のお蔭でアルプスの独特風景が出来たのだから、我慢して貰いましょう。
 では、四季折々の山が楽しめる。此れは山に限った事では無いけど、ほぼ日本独特と言っても良いだろう。
 尤も高山の冬期に入れるのは、限られた人間達になるけど、其の外のシーズンなら多くの人が楽しめる。そして、夫々綺麗さが違う。残雪、新緑、一斉に咲く花、濃い緑、高山植物、鮮やかな紅葉、新雪。
 相当変化に富んで居る。低山から高山迄、四季の移り変わりが見事で有る。高山になる程夏は短くなるが、自然の摂理なので仕方無かろう。其の代わり冬は長いのだから。
 外国の山にも四季は当然有るだろう。でも、日本の四季は際立ってはっきりして居ると言われて居る。では、山だってきっとそうだろう。へっへっへ、外国の山を知らないもんでどうしても、きっと、とか、だろう、になっちまう。
 私には似合わない話題を取り上げたってこってす。前に書いた山の風景の研究者の本が頭に残って居て、本文でも一度取り上げたいと思ってたもんで、つい。
 でも、這松、お花畑が日本独特の景色だとは、カルチャーショックでしょう? そうでもないって? 私は驚いたですよ、そして日本人で良かったと思ったですよ!
 (此の章終わり)

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