2017年2月11日土曜日

柄でも無い事 その五十九




 チャンポンの話です。
 双月(ふたつき)前頃に妻が「長崎県人にどこのチャンポンが一番かってアンケートを取った結果、分かる?」と聞く。勿論分からない。「リンガーハットだって」。
 TVでやってたそうだが、ラーメン屋の店主が選んだラーメンの美味しい店のアンケートで、上位に挙がったのが皆チェーン店だったのが、ネットで「やらせだ」(詰まりチェーン店が金を払って)と非難を浴びて居たから鵜呑みには出来ないが、否定する根拠も無いので「そうなのかい」と答えた。
 長崎県のあちこちでチャンポンは食べたが、どこも美味しかった。此処が一番と言う店にも行ったが、具が豪華であっても、チャンポン本来の味に変わりは無かった。
 うーん、そう思うとリンガーハットでも問題は無い。値段は東京では(町田も一応は東京だもんで)安いが、長崎ではチャンポンは大体が安い。値段の問題では無くなる。
 田舎の港町のチャンポン、諫早の商店街の外れの店のチャンポン、佐世保の飲み屋街の店、長崎市中の店、どれも捨てがたいけど、リンガーハットとどこが違う?と言われと、明確には答えられない。
 平均的な味ってとこだろうか。平均的って、決して馬鹿に出来ない。多くの女性の写真合成して行くと美人になる。驚きでしょう?美人とは平均の極みってこってす。そうるとリンガーハットも有りなのかな、と納得せざるを得ない。
 あたしと妻はリンガーハットのフアンである。安くて美味しいチャンポンが、外の何処で食べられるのだろう。しかも東京(町田も東京だで、くどい?)でだ。
 ラーメン一杯が七百円を越えて当たり前のご時世に、チャンポン一杯五百八十円也、しかも麺の倍半もしくは二倍サービス有りなのだ。もっともあたしは小食なので、其のサービスの恩恵には全くあずからないのだが。
 伊達にリンガーハット店舗が広がっているのでは無い、という話でした。宣伝じゃないですからね。

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