2016年11月5日土曜日

ハイクへのお誘い その五十一




 一寸と行った頃、道は右へ巻きに入る。直ぐ右下はゴルフ場だ。プレイヤーの声も聞こえるだろう。
 十分程で巻き道は終わり、稜線へ出る。ほんの一寸と登らされると下りになる。最初の下り程ではないから大丈夫。でも、慎重に下ろう。下りでこけると危ない場合も有るで。
 下り切ったら暫く緩い路を行く。と、一寸と真面目な登りになる。とは言ってもそう長くは無い。登り着いたら念仏山だ。秦野盆地が見渡せる場所だ。大抵は誰かが休んで居る。
 念仏山からは下りとなる。当たり前ですなあ、ピークだったんだから。下ると直ぐに鉄塔が有り、其の先に鹿柵が有る。其れを通ると人間の世界へ戻った訳で、目出度い。
 だらだら行くと二つ目の鉄塔を越え、道は二股になるが左へ行く。勿論道標が有るので、道標を見つけたら必ず確かめる事。弘法山・鶴巻温泉方面を外してはいけない。
 尤も、間違った道に引き込まれても里へ下るだけで、命に係わる騒ぎにはにはならい。鶴巻温泉へ出られなくなるだけだ。従って、初心者でも可なのだ。
 作業小屋が右に有ったら、その脇を過ぎて道標通りに巻き道に入ろう。直ぐに弘法山コースに合流する。突き当たるのでは無く、右手のコースに合流するのだ。其の侭進めば目的地と言う訳で有る。
 此処から道は格段に良くなる。アップダウンも有るが、極めて緩い。行き交う人も増えるだろう。天候にも依るんだけどね。


 幾つか小さなピーク(?)を越えて行くと吾妻山に着く。吾妻神社と記された石碑が立って居る事は、既述で有る。
 あとは十五分も下れば鶴巻温泉だ。道標を見落とさなければだが。里湯の前を通るので、立ち寄る事をお奨めする。
 以上、地図上で三時間半。成程、確かにリハには良いやと思って貰える筈です。
 (此の章終わり)

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