2016年11月21日月曜日

白ザレ青ザレってご存知? その一



 
 「丹沢らしさ」について前書いた時は、色々丹沢について並べ立てておいて、其の殆どを自分で否定して、結局、好きな山が一番と結論付けた。ラベルの「丹沢らしさ」には明らかに反して居る。
 どうせ酔っ払って居たのだろう。改めて述べなければ、丹沢に失礼だ。勿論今は素面なので、心配無用。え、やがてどうなるって?
 なるようになる。詰まり、酔っ払っちゃうってこった、はっはっは。
 いやいや、何時もそうなので、どうぞ気になされない様にお願いしますだよ。
 私は何度も、鬼の首を取った様に、「丹沢には、猿、カモシカ、熊、が自生している、そんなのは南北中央アルプスと白山と東北脊梁山地のみなのだ」と書いて居る。
 其れ自体は正しい。でも、丹沢らしさとは一寸と違う。何故そういう環境になって今に至って居るかが重要なのではないだろうか。
 此れは誰が考えても答えは出るだろう。山が深くて厳しいから。最高峰でさえ1660mの中級山地の癖に、偉く山深く且つ険しい所が多いのだ。
 丹沢と並び評されるとしたら、奥多摩だろう。勿論一通り歩いた。深さと厳しさに於いて差が有り過ぎる。奥多摩フアンの方、御免なさい(ペコリ)。
 一寸と困った。山深さや厳しさで言ったら、丹沢なぞ可愛いものだ。それこそ南北中央アルプスとは比べる術も無い。
 詰まりこういう事かな。野生の猿、カモシカ、熊が棲息し得る程の、適度な山深さと険しさを持つ中級山岳地帯。それも大都市東京と横浜の直ぐ傍で!
 その絶妙なバランスが何とも言えない魅力なんだが、此れは丹沢大好き人間の主観に過ぎない事は、お断りしておきましょう。

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