2015年12月3日木曜日

クソ面倒な話 その四




 あれ、四って何だと思われるでしょうが、数年前の文章を再掲しました。大切な事だと思うので
 此れは酔わないで書くべきだったので、下調べも必要だったんだけど、酔って面倒になっちまって、突然書き始めたんだが、一般常識(日本人の)を真っ向否定に近い話、進化論に異議有り。
 元々其の声を上げたのは、驚くなかれ日本の今西錦司氏なので、登山家としての彼の著述を追ってるうちに、進化論を否定する彼の本に辿り着いたのです。
 曰く、種は変わるべくして変わる。
 目から鱗で有った。キリンの首が伸びたのは伸びるべくして伸びたので、伸びる中間の化石が発見されないのは当然の事なのだ。決して失われたリングでは無い。
 ダーウィンの進化論の骨子を挙げておく。
1 種は突然変異で変わる
2 1の結果、適者が生存する
 ネズミの様な生き物が突然変異で前肢が翼もどきに変異したら、飛べず走れず、適者生存に耐えたとは思えない。コウモリは一気に成るべくして成ったのだ。
 最近の日本学者の中にはウイルス感染説を唱える人も居るが、何だかこじ付けっぽく感じて仕舞うのはあたしだけだろうか。
 欧米ではデザイン説が台頭し、進化論者と議論を戦わして居るらしいが、あちらは背景が複雑で、デザイン派は研究室からの追放や、学会からの追放と、迫害が甚だしい様だ。
 進化論を教えてはいけない州も有るお国柄(聖書に反するから)なので、進化論者は戦闘的で有る。教会を敵として戦って来たのみならず、近代欧米社会のバックボーンを形成したのが進化論と言っても過言ではなかろう。
 骨子の2に依り、未開の民族は近代社会に不適な劣った種と位置づけ、アフリカ、アジアを植民地とし、住民を奴隷とする根拠を提供した事になる。詰まりネグロイド、モンゴロイドは人類では無い!従って平気でアポロジニを狩の獲物として殺しまくれた訳だ。
 結果欧米人にとっては(除、キリスト教原理主義者。ね、複雑です)進化論は絶対の真理で有るべきで、最早ダーウィニズムと呼ぶべきイズムとなって、あらゆる批判は許容されない。“迷信家”、“非科学的”と罵詈罵倒されて仕舞うのだ。
 あたしだって突然生物達が今の姿で現れたなんて、夢にも思っちゃ居ない。でも、進化論は科学と呼ぶには穴が有り過ぎる。素人が何を言うかって?素人でも分る事は分かるんじゃ無いの。
 突然異変で有利な特質を得る確率は0に近い。万が一(実際は億が一か兆が一)有利な特質を得ても、僅かな個体数では異変の無い大数に埋もれて消え去るのみだろう。
 てな訳で、あたしゃあ進化論なんざ一種の思想現象さ、と見て居るのだが、マスコミも文科省も全くそうは見て居ないのが、不思議千万なのです。

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