2015年12月27日日曜日

休題 その百五十七




 あっと言う間に暮れも押し迫って来た。明後日はあたしの手術記念日。救急車、緊急手術、大晦日の死にかけ騒動。あれから一年が経とうとしているんですなあ。
 あらゆるバイタルが下がって行き、家族を呼ぶ段階でも、全然苦しさは感じなかった。結構危なかった様だから、あのまま逝って仕舞ったかも知れない。
 だとしたら、あたしの場合の病気で死ぬのは容易な事だと思える。まあ、感覚も麻痺していたんだろけど。
 無事に生還したからそんな事を言えるんだとは分かっている。健康で有る事の有り難さは充分分かった。管だらけで寝ているだけってえのは、二度と御免だ。
 もし寝たきりになった時、枕元に十億円の札束が有っても、嬉しくとも何とも無い。今なら千円札でも嬉しいけど(さもしい?)。
 健康の為なら命もいらない、と言うギャグが有ったが、確かに健康で無ければ何も出来ない。酒も飲めなきゃ山にも登れない。
 発想が俗ですなあ。正直な処なのでご容赦。折角助かった命なので、無駄にしない様心がけて行きたいと思ってます。

0 件のコメント: