2015年11月26日木曜日

閑話 その百七十四




 高取山にYと行って来た。連休最後の日で天気は雨模様との予報だったが、何、小雨位何でもないのさ。
 当日は曇りだった。栗原行きのバスで道路歩きを二十分以上カットする。聖峰がぐっと近くなるのだ。
 霞んではいるが展望はやや有る。流石に十一月も半ば過ぎ、大汗かきのYも大して汗をかいていない。これが暑い日ならじゃぶじゃぶと汗をかくのがYなのだ。
 聖峰からが山らしい。直下の段差の大きい階段にはYも喜んで(?)いた。これで一気に高度を稼ぐ。大腿四頭筋の訓練にも持って来い、良い事ずくめだ。
 天気予報が悪かった所為か、頂上には若者が二人のみ。ジャムパンを食べてとっとと下り出す。心はもう温泉に飛んでいる。
 里湯に十二時四十五分に到着。祝日なので二時間千円で有る。あたしは判が十溜まったので無料だ。十回で一回無料になるの。
 風呂は常より熱い。涼しくなったので温度を上げたのか、祝日なので回転を上げる為なのかのどちらかだろう。
 風呂を上がり、Yはロングチューハイ、あたしはハイボールで乾杯で有る。Yはおつまみに大山豆腐を二皿並べている。「これが美味いんだ。本物のプリンとプッチンプリンの差だよ」とご満悦だ。
 二時間制限だが、千円以上のレシートが有れば一時間無料延長なので、日本酒を注文する。と言っても券を自販機で買うのだけど。おつまみは又大山豆腐。「此れなら幾つでも行けるよ」とYは喜んでいる。
 更にショーチューを追加し、結構酔っ払って里湯を出た。其の時はリュック置場はリュックで一杯。靴を履いている間にもハイカーが入って来る。皆さん山帰りの入浴は魅力なのだろう。当然ですなあ。
 最後迄降られずに済みました。

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