2015年5月3日日曜日

閑話 その百五十五




 平成元年の登山記録を追っている。今は未だ山を登れないので、夢は枯野をかけめぐるって事なんです(涙)。
 五月、春山じゃい! 二日から五日迄で、巻機山から丹後山へ縦走した。二日は越後湯沢駅泊まり。夜中に二本も臨時スキー列車が着き、ガヤガヤと寝てられない、と有る。
 三日、清水部落へJRとバスで入る。スキーヤーに交じって山頂へ向かう。好天だ。頂上で天候激変、見る見る雪が凍って仕舞ったのは、本文の通り。
 巻機山から丹後山は登山道ではない。雪が有るから通過出来るのだ。詳しい事は「我がロマンチック街道」でどうぞ。
 三泊三日でやったのだが、歳を考えれば当然の事。今とは違うのだ。今ならそうねえ、五泊五日位かな。
  さて、同じ五月。上越縦走を終えて、Yと道志から城ヶ尾峠入口へ車で入り、峠から大界木山へ、其処から鳥ノ胸(とんのむね)へ尾根を辿った。今の地図では登山道だが、当時は道の記載は無しだ。
 日帰りだが、新緑については何も触れてない。未だ新緑の素晴らしさが分からなかったのだろう。
 此の年の五月は忙しい。一三日にヒネゴ沢なんて訳の分からん沢を登って居る。それも寄手前の田代向うでバスを降り、シダンゴ山を宮地山入口迄登って小沢を下って林道を行き、ヒネゴ沢へ入って居る。
 何でそんな馬鹿をやってるかと言うと、シダンゴ山に登った時、宮地山入口から宮地山へ行った為に、バス停からの区間が空白なのだ。で、其れを埋めたのだが、アホじゃ。
 両側が藪で流れは細く、やりにくい沢で、藪のお蔭で手はズタズタ、ズボンはビリビリと有る。頼まれたわけでもなく、好きでやってんのだから、文句は有るまいて。(続)

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