2011年3月29日火曜日

クソ面倒な話 その二十九


 リチャード・ドーキンスの利己的な遺伝子を読み直した。誤ります。どうせエセ科学だろうと書いて居たけど、ちゃんとしてました。
 群淘汰を徹底的に否定して、個淘汰の結果として、群淘汰の様に振舞うと言う命題をゲームの理論を用いて説明をして居るのだ。
 あたしにとっては説得力が有り、問題なんか無い。同感です、と叫んで仕舞うかも知れない。
 但し、ダーウインの与太話を無条件に前提として居る人物なので、此れだけは残念至極で有り、確り思考せよ、と言いたい。
 遺伝子のプール(彼は種をそう捉えて居る)の中で、より生存に適した振る舞いをする遺伝子が、結果として増えて行く。利他的行為も、其の観点で説明をして居る。
 生物的進化論では無く、社会的進化論(?)と位置付けて構わないだろう。そして、其の発想には同意する。
 とか言ってるけど、あたしが同意しようが反対しようが、何の影響も無いのだから(其れもトコトン)、偉そうに「同意する」とか書くだけ恥曝しですなあ。
 尤も、そんなこたあ先刻ご承知で、確信犯的愚ログなのだ。人が寄って来ないのも道理と言うものだ。
 唯、此れだけは何度も言うけれど、突然異変の積み重ねで生物は進化したのでは無い。突然異変を幾ら繰り返しても、複雑な目だとか関節だとかは発生し得ない。
 何故なら、同時に多くの変化が必要で有り、突然異変が同時に沢山、一つの機能を構成する様に起きるとは、とてもじゃ無いが考えられない。そう思える人は、そう有るべきだと信じて居るのに過ぎない。最早、科学では無く信仰で有る。
 もう一つ。突然異変なら、長時間を掛けて変化するだろうが、実際は一気に種は形成され、後は長く安定して居るのだ。変でしょう?

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

悪戯っ子はダーウィンの説はある程度、信じています。しかし、けん様に言わせれば ダーウィニストです。つまり、彼の仮説はDNA解析によってとるに足らないと言うことに成るそうですが、何うなのでしょうか?

kenzaburou さんのコメント...

生物は進化を繰り返して今の形になったのは、言う迄も無い事です。
それを指摘したは、キリスト教世界にとっては偉大な革命家です。
併し、その理論は滅茶苦茶なのですが、もはやダーウィニスト(あ、悪戯っ子さんじゃないですよ)には聞き入れられません。
日本はキリスト教の呪縛を受けて居なかったので、ダーウィンの説も平静に受けとめ、中西錦司の様に、冷静な批判も可能だったのでしょう。

匿名 さんのコメント...

ウィキペディアで調べたら以下の通りです

問い合わせに合致する結果はありませんでした。
このウィキでページ「中西錦司」を新規作成する

とあるので、けん様に作って欲しいです。

kenzaburou さんのコメント...

造りません(キッパリ)。

ウィキペディアなんざ、役にも立たないのでは?