2021年6月16日水曜日

閑話 その三百五十九

 


 坐骨神経痛が続いている。前にも二度やったが、知らないうちに治っていた。二週間はかからなかった。今回は二月近くもたっている。痛さで眠れず、妻が処方されている痛み止めを貰ったことも何度かある。

 勝手に坐骨神経痛と決めているが、癌か何かの痛みかも知れない。まあ、それはないでしょうw

 Yと堀山に幕営した時も少し痛くて、念の為に妻から痛み止めを貰って持って行った。軽い山を歩けば治療になるかな。思い荷物は良くないだろう。高取山あたりが最適だろうが、蛭の大群を思うと行く気が失せる。じゃあ弘法山で良い、と昨日登って来た。

 梅雨の合間の降らない日、流石に人は少ない。会う人は殆ど中高年。少々速足で行く。家を出たときは痛みがあったが、さっさと歩いているうちに痛みは消えた。矢張り低山であろうと、山歩きは良いらしい。

 この時期は紫陽花が満開である。皆大きくて見事なのだ。弘法山を下っていると、六十代と思われる夫婦が登って来た。旦那が小太りの奥さんの片手を引いて、奥さんは残りの片手で杖にした枝をついている。やっとの思いで登っていたが、旦那は奥さんを思って連れて来たんでしょうな。偉いです。

 結局一時間三十五分で里湯に着いた。普通は一時間三十分だから、まあまあだ。里湯はガラガラ、二階に上がると食堂は閉まっている。チューハイの自販機も封鎖、マンボーの為にアルコールは禁止だと書いてある。何だよ、人のささやかな楽しみを奪うなよ。

 仕方なく売店でハイボールを買って、駅横の喫煙所で一服つけ乍ら飲んだ。秦野市は煙草の産地だもんで、ちゃんと喫煙所は設けてあるのだ。サントリーのハイボールよっか何時もの宝のチューハイの方がずーっと旨い。

 この夜に痛まないかと心配したが、大丈夫だった。塔では負荷が大き過ぎるだろう。又弘法山でリハビリと致しましょう。

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