休題 その三百三十四

 

　武漢肺炎が収まらないと騒いでいるらしい。日本の累計感染者が十万人を超えたと数日前の新聞で読んだが、アメリカなんか一日で十三万人の感染だ。死者の桁も違う。

　欧米は第二派で又都市封鎖や外出禁止の動きになった様だが、日本ではそうはなっていない。確かに感染者は減らないが、若者の比率が多くなり発症しない例も増えた。

　前々章で映画館が椅子の間隔を開けて入れていると書いたが間違えでした。普通に満席にしているそうです。

　それで良いのだ。電車だって間隔を開けて乗せてはいない。皆マスクをして大人しく乗っているのだ。映画館も同じ事だ。カラオケは一寸と違うけどね。

　怖がり過ぎだ。初期の頃は正体不明のウイルスだったので大事を取ったのは良い。もう殆ど様子が分かって来た。それなのに異常に怖がっている、とあたしには思える。

　既述だが、こんな塩梅では経済が縮む。足腰の弱い個人店なぞ真っ先に潰れるだろう。政府も対策は打っているけどカバー仕切れないのは明らかだ。大企業だって危ないもんだ。全日空やＡＮＡを見て御覧なさい。

　年寄り、特に持病持ちには怖い病だ。併しその諸君は経済活動にそれ程は寄与してないのでは？　その諸君は極力閉じ籠って気を付けるべきでしょう。

　明らかになって来たのは、アジア人は欧米人より遥かに武漢肺炎に強い。日本人もそうだ。コロナウイルスへの抵抗力を持っているとしか考えられない。

　日本で年間インフルエンザ患者は千万人出る。死者は一万人を超える。学級や学校閉鎖は行うが、自粛要請なんて出さない。毎年の事なのだ。

　何故武漢肺炎だけ規制したがるの。インフルエンザより何で怖がっている。同じ事なのだ。気を付けて普通に暮す時期ですぞ。