2020年11月16日月曜日

閑話 その三百二十八

 
 

 先日高取山へ行って来た。好い加減にしろと仰りたいのは分かるけど、どうか一つ御平らに。迷ったのだが10Kgを背負ってである。前穂から帰って左の太腿が時々痛む。そんなにダメージを受けたのけえ、と驚く程だ。

 ダメージを受けてましたなあ。或いはモロに歳かもね。ゆっくりゆっくりと心掛けたが、結局疲れ切って、三時間二十分も掛けて里湯に着いたのだ。速い時は二時間四十分で着いてたってえのによお(涙)。

 うーん、こうなるとダメージじゃなくって歳だな。何とかしないと前穂リベンジなんて夢の夢、岳沢にさえ着くけなくなろうって事だ。

 どうやって何とかするかは又考えるとして、久し振りの高松山の話に戻そう。夏の間はすっかり御無沙汰さった。何たって蛭の猖獗が凄い。年々凄くなってるんじゃないかな。今に夏季は登山不能になるかもですよ。

 バスに乗ると二人連れの男性、あたし位の年代だろう。運転手に「高取山に行くんですが」と聞いているので「私が分かりますよ」と言って、下車場所の三叉路で一緒に降りた。あたしが先に歩き出し、聖峰には二人が先に着いていた。彼等は自動車道で登ったのだろう。九十九曲がりより速いのかも。

 高取にはあたしが先に着いた。フラフラし乍らだから、見られないで良かった。10Kgでフラフラしちゃあお終いだが、お終いにして堪るかってんだ。

 下りもおぼつかない。よって、スピードは出さない(出せない)。段差が大きいと足がクネリとなりそうな危険がある。ダメだ、こんなんじゃ! と思っても始まらない。始まっているのは物凄い勢いの筋肉劣化なのだから。

 登りも大変下りも辛いとなっては、登山者ではない。そこらのおっさんである。まあ立派にそこらのおっさんなんだけどねw

 町田駅から家迄もノロノロと歩いたです。本当に何とかしなくっちゃいけないですよ。

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