2019年10月19日土曜日

山の報告です その九十九




 写真は北岳と富士山です。
 急にストーブの話が出たのはこの夜は快晴で、放射冷却現象に依り偉く冷えたからだ。ユニクロの下着上下にセーターを着込んだが、寒くて堪らない。首にタオルを巻いても変わわりない。
 トイレに行こうと表に出ると満天の星である。ベガ、デネブ、アルタイルの夏の大三角と同時にペガススの四辺形も見える。秋空になりつつあるのですなあ。
 予備のズボンを穿いてからはそれ程寒く無くなった。最初からそうすりゃ良かったのにね。折角起きたので恒例の夜の宴会にしたが、一人じゃ面白くも何ともない。まあ、当たり前か。一人で楽しくガンガン飲んだら完全に病気ですな。
 どんなに頑張って寝ても五時には目が覚めてしまう。テントにはびっしりと露が付いている。凍ってはいないので零度には下がらなかったのだ。一寸と触れるとビショビショになる。露の粒が大きいのだ。
 八時前には撤収を始めるが、テントが濡れてて冷たくて、ヒーッてなもんだ。何でそんなにゆっくりかと言うと、バスが九時十五分なのだ。バス停には十五分程で着いてしまい、大分寒い思いをして待たされた。
 バスが着くと満員の登山者が降りて来て、どんどん山へ向かって行く。続けて臨時と思われる二台目が着いたが、これも同じだ。六四で甲斐駒へ行く人が多い。あの荒々しい山容が良いのだろう。
 広河原でも三十分以上待ち乗り換え。甲府に着いたのは十二時過ぎだった。甲府で又駅蕎麦を食べた。同じく美味しかったです。
 後は梓で帰ったのだが、勿論筋肉痛になる程の負荷は掛かってないので、筋肉痛はない。唯、数日瞼が腫れた。腎臓が弱ってるとは今年の検診の時に言われたが、その所為だろう。
 欲張って甲斐駒迄やったら、相当ダメージを喰らってたのかなあ。年には勝てません。

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