妻は極たまに弘法山から鶴巻温泉迄一人で出掛ける。背中や腰が痛いのが病なのだが、そのルートでは軽すぎるから少なくとも高取山から鶴巻にしたらどうか、とはしょっちゅう言っていた。でも行き方が分からないと仰る。
では一度一緒に行って覚えて貰う事にしよう。前にも一度行ってはいるのだが、あたしについて歩いたので覚えていないのだろう。次女も一緒に来る事になり、三人で今月七日に出掛けたのだ。
気温が高くなる日で、まあ良い天気ではあ るが霞っぽい。伊勢原の大山行のバス停は珍しくも数人しか並んでいない。
八時四十分の栗原行きのバスに乗る。乗るのは簡単だが降りるのが難しい。自由乗降区間なので、この看板を過ぎたら運転手に声を掛けて三叉路で下して貰う、と説明する。
其処からは道標を見落とさず、確認しつつ進むのだと言い聞かせる。妻はいつもよっかずーっと張り切っている。次女が一緒だからだろう。
聖峰への九十九曲がりに取り付く。次女は若さである。軽く登って行く。妻も負けじと頑張りはするが、差は開いて行く。それでも聖峰にご到着だ。霞の為に見渡せないのは仕方ないと言うべきだろう。写真は聖峰の不動尊、妻と次女である。
此処からが登りの本番である。階段に掛かると妻はたまに立ち止まって息をつく。次女は先を行く。結構厳しい登りで有るので当然だろう。
稜線に出て、右へ最後の登りに掛かる。あたしは9Kgもないしゆっくりなので殆ど汗もかかない。こんなに簡単だっかなあ、と思う程容易に高取に着いた。
大山も見事に見える。三人で休んでいると、トレイルの若者が五人登って来た。「大山へ行くの」と聞くとそうだと言う。妻は「元気で良いわ」と感心している。次女は「山を走るんだ」と驚いている。(続)
2 件のコメント:
初めての家族写真のアップですね。元気満々の娘さんとシャイそうな奥さまですね。丹沢は大山しか登った事が無いので高取山がどこかも知りません。何処にでも御不動さまは有るんですね。神がみの住む山やまは日本中あるのですね🎵
シャイでもないんですよw
この山腹の不動尊は地元では有名らしいです。
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