2018年11月22日木曜日

閑話 その二百六十八



 この九月十月は何ともはや、雨ばっか。中央アルプスの将棋頭と丹沢主稜が降られなかったのは、実に幸いだった訳だ。
 その雨の所為だが、リハの高取山へは五月以来御無沙汰だった。六月七月八月があったが、空き日に降ってる事が多かった。台風も多かったし。
 とか言ってるが、蛭が嫌だったのに決まってる。霧雨位なら平気で出かける癖にさ。自分の気持ちだから読める。尤も二分の気持ちが読めなければ、一寸とあれなんだけどね。
 十一月四日(日)に8Kgを背負って出掛けた。もう絶対蛭はいないしぃ。久し振りなので、意識してピッチは抑えた。その日は昼から雨の予定だったので、リュックにビニール傘を刺して行ったのだ。
 そんな予報なのに大山行きのバスは満員、物好きですなあ。へっへっへ、あたしが言っちゃいけなかったですかね。
 最後の階段は例に依ってハーハー言わされ、やけに整備が良くなった最後の登りで山頂に、其処で一服点けていると半袖短パンのトレイルの若者が大山方面から登って来た。「大山から?」と聞くと「はい」と言う。何たる速さ!
 休んでいる彼を残して下りに掛かる。と、間もなく抜き去られてしまった。外にも三人程トレイルの諸君に会ったが、皆速い。短パン半袖も同じ。ハイカー達はウインドブレーカーを着込んでいる(あたしは違うけど)ってえのに、若さですなあ。
 下っているとポツポツ降り始めた。え、予定では昼過ぎだろが、早すぎやしねえかい。段々本降りになって来たので、ビニール傘をさす。まあ、山だからこんなもんだろう。天気は早く崩れて遅く回復するのだ。従って上の写真は外の晴れた日のものです。
 擦れ違う人達はバッチリ雨具を着込んでいる。あたしがそんな事したら汗ビショになっちまうだで、傘で良いのだ。それにしても外の人達は何で汗ビショにならないんだろう。(続)

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