2017年3月5日日曜日

休題 その百八十五




 テレビを見なくなって久しいとは何度か書いた。処がDVDでアメリカのTVドラマは結構見ている。ERとかCSIとかメンタリストとかで、結構ミーハーではある。意外と面白くて、つい借りて仕舞うのだ。
 次女はウオーキングデッドが絶対面白いから、と薦める。
私「歩く死、ゾンビものかい」
次女「凄く面白いよ」
私「元からしてがバカバカしいじゃないか」
次女「試に一度見る価値あるって」
 ヴィデオ屋へ行くと、ウオーキングデッドは出払っている。成程、今一番人気の様だ。暫く待つと借りれる様になった。何せ同じ物が四枚ずつ有るのだから。
 見始めると嵌っちまった。勿論突っ込みどころはド満載、其れを挙げていると際限が無いから止めよう。
 何が面白いかと言うと、メインは人間との戦いなのだ。ゾンビは其の状況を造る為の背景に過ぎないと思われる。ゾンビとの戦いも多いが、場面展開的とか、都合良くとか、状況説明的な場合が多い。
 アメリカ的な発想で行くとああなるのか、とつくずく思わされる。怖いのは、常にゾンビより人間なのだ。
 外の人間の集団には決して油断してはならない。突如襲われ全てを奪われる。必要物資のみならず命迄だ。
 日本だったらそんな危険団体は、きっと出来るに決まっているが、少数派に留まって淘汰され、消え去って行くかと思う。太古からの文化の違いだろう。尤も、アメリカには極く古い文化なぞ無いから、ああ言う事になるんだろうけどね。
 動乱の時代には各集落が協力し合って、生き伸びる道を歩んで来たのが日本人だ。無闇に戦う事は極力避けて来た。アメリカとの比較文化として見ると面白いかも。続きます。

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