2017年3月19日日曜日

休題 その百八十九




 シーズン6で取り敢えずDVDは終わった。絶体絶命の状況である。新シリーズをお楽しみに、と言う訳だ。
 幾つものコミュニティから食料や性格物資を上納させている集団に、それも予想を超えた大きな組織にまとめて捕えられたのだ。
 此れは当然有り得る事で、収穫を差し出せば保護下に置こうと言う例だろう。唯、戦国乱世との違いは、マフィアのやり方に近く、逆らう者には容赦が無い。日本の場合は隷属的協力関係、アメリカの場合は一方的絶対支配関係かと思われる。如何にも欧米らしい。
 戦国乱世の例を引いたが、実際は地球的規模の災害と見るべきだろう。夫々が己の領土を拡張する戦いではなく、ひどい災害の中で生きて行く話の筈だ。
 外の人間の集団は、先ず敵だと疑って掛からなければならないのは、悲しい事実だ。現実はそういうものであって、日本という国自体が平和ボケなのだから仕方ない。
 それでも日本が同じ事態に陥ったら、結構生き残り同士が協力し、上手くやって行くだろうと確信を持てる。あたしが確信を持っても意味ない事は承知の上でだ。
 関西淡路でも東北でも、被災地の人々の振る舞いは世界中から絶賛された。我々としては、何故感心されるかが不思議だ。
 詰まり外国だったら被災地は無法状態になって、略奪や場合に依ったら強盗なぞが当たり前の世界になる、って事だろう。殺人強盗集団が、即生まれるのかも知れない。
 日本は地震、津波、台風等の天災にしょっちゅう痛めつけられ、如何に協力し合って立ち直るかと言うすべを、DNAレベルで心得ているのかも知れない。
 これは良い事には違いないが、対外国に対して余りに無防備と言う負の面も持つ。其の性質に輪を掛けてくれたのがGHQですなあ。
 次のシーズンが楽しみな、ダメなあたし。

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