2016年10月18日火曜日

休題 その百八十




 写真は、晴れていればこうですよー、と言ったもの。
 山道具には全くダメなあたしだが、カッターシャツを最近買った。夏の終わりのバーゲンで、やや気に入ったのが有って、割引価格なので1万円で一寸とお釣りが来る。
 前のカッターが気に入って居たのだが、十年以上使って、しかも重い荷物が多かった頃だもんで、背中が擦り切れてビリビリになり、現在のに買い替えたのだ。
 選んだ基準は、売れ残って値下げして居たからなんだから、あたしの面目躍如で有る、エッヘン。我乍ら情けなくなって来た(涙)。
 それで十年以上着て居るが、山登りのランクが下がったのでビクともして居ない。白いカッターなのだが、何だか今一つお気に召さない。だから売れ残ってたんだけどね。
 着る物なんざどうでも良いってえのがあたしのポリシーなんだが、お気に召さない気持ちは変わらないの、面白い事に。
 で、思ったですよ。後何年山登りが出来るんだ?五年?十年? じゃあ、気に入ったカッターの一つも買ったって罰は当たるまい、残り僅かな人生なんだからさあ。って事で、
“柄でも無い事”になっちまったですなあ。
 やれ登山道具が高いの安いの、長靴が何だの、カッターがどうなのって、結局休題らしい話題になったのは、間違って正解って事?
 話を戻すと、降ったり止んだりのなか、長靴履きでビニール傘をさした魚屋のおっさんのあたしと、きっちり登山姿で決まったYとToが、里山を歩いて鶴巻温泉へ向かって居た。そして目出度く里湯へ着きました。
 Toは下町男だから熱い湯に入ってさっと出るタイプ。あたしとYはヌル湯にゆったり
タイプだ。其処は妥協し乍ら二階で宴会となるのは当然の流れ。
 いやあ、飲んだなあ。山で体力を消耗して無いから、余計になんだろう。大体からて、Toは極めて飲んべなのだ。
 って事で、無事に雨のハイキングは終わった。次は塔へ、Aも一緒に行こうね。

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