2016年8月13日土曜日

嗚呼、中高年よ その五




 話がずれちまった。素面で書けば良いのだろうが、暇な時しかこういう文章は書けない。暇だと(後の時間は空いてるって事)つい酒に手が出ませんか? え、お前だけだって? あのお、嘘ついてませんかねえ? (オズオズ)
 バカな話はやめよう。では、アルプスは置いておいて、現在の丹沢の話をしよう。元々がその為の章なのだから。
 春日俊吉氏も感心して居るが、日東タイヤ山岳部の様に遭難を克明に追って居る組織、或いは個人を私は知らないきっと知らないだけなんだろう。何故って聞かれれば答えよう。私は良い加減でものぐさで無精でやる気が無くて駄目な奴で酒飲みで……。
 平成二十六年上半期の神奈川県警の遭難記録をやっと見つけた。 万歳 万歳 やっとこさ 透明人間に なれたあよっ♪ 馬鹿は死ななきゃ治らないって事です。相手にしないのがセオリー。
 で、見つけたのは上半期なので、僅か六ヶ月の記録。その間に遭難騒ぎ九十七件。え、本当けえ? 何とそれが本当なのだ。表丹沢だけじゃ無く、丹沢全体の数値なのだから。それにしてもやけに多くねえけえ?
 死者七人、重傷者一九人。此れは半期なので七倍にすりゃあ(「表丹沢遭難日記」と期間を合わせる為)、死者四十九人、重傷者百三十三人。
 驚いた、何と犠牲者は三倍半に相当するのだ! 其れにしてはマスコミが騒がないなあ、何で?
 チッチッチ、其れには訳が有るのさ。当時(表丹沢遭難日記)の内容とは偉い違いが有るのだ。詰まらない遭難ばかりだから記事にならないのだ。
 うーん、我乍ら不謹慎ですなあ。もっと慎ましく書くべきだ。遭難者は(或いは)苦笑して済ましてくれるかも知れないが、ご遺族やご家族に読まれたら、ひどく不愉快な思いをされるだろう。

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