2016年4月22日金曜日

休題 その百六十八



 多分今世最後の朋友六人が揃っての旅行へ行って来たのだが、Anの母君の具合が悪くて不参加、An夫人のNbは参加出来たのだが、五人になって仕舞った。
 此れは仕方ない事。今回幹事で連絡に努めて居たAnには残念だろうが、平日同居して居る母君が不調なのだ。彼が不在なら食事の仕度も侭ならない。
 じゃあ何故夫人のNbは来れるのか、との説明は面倒なので省く。兎に角来れたのだ。
 此の歳ともなると笑い転げる事なんざ殆ど無い。若い頃は箸が転げても笑ったものだ。今は、たまにフフフと笑うだけ。六十八歳前後の貴方、全くそうでしょうが!
 伊豆長岡の温泉で、夕食後恒例のウノ大会(?)となった。一発目であたしゃあ五百二十円負けちまった(涙)。レートが低い博打なのに、滅茶苦茶致命傷だよ。。。。
 まあ、頑張って挽回したから良いんだけど、Kjがドロウフォーとドロウツーを立てに喰らって手持ちのカードが扇の様になった時の事だ。
 Kjは去年独り勝ちした。普段は負けてる癖に、異様に強いNbをも負かせて勝った。あたしは二十円プラスだったから文句は無い筈なんだが、Kjに負けたのが非常に悔しいのだ。馬鹿です、負けてないだけで良しとすべきです。でも悔しいんだもんね!
 Kjが色々喰らって扇の様にカードが増えた。勿論あたしは大喜びだ。YnやEmが勝つのは良い。普段勝てないのだから勝って欲しい。但し、あたし以外の奴が負けてだ。
 ひどいですなあ。そもそもの発想が人でなしです。 でもさ、少額と言っても博打なんだから、そんなもんだろうがよ。
 で、Kjに表面上慰めるつもりで「何、大丈夫さ、頑張れば何とかな……、プッ」といた。こりゃあどうにもなりっこないww。で転げて笑ったらYnも転げて笑って、一笑い出した。だって、一人だけカードを五万と持ってるのだから。
 いやあ、本当に久しぶりに息が出来ないって笑いをしたですよ。結構苦しいのだけど(死にそうに息が出来ないの)、最高の笑いでした。
 朋友ってのは、得難いのですなあ。

0 件のコメント: