2021年5月11日火曜日

山の報告です その百六

 


 写真は平標(左)と仙ノ 倉。雪が少しあるでしょう。

 この夜は恒例の夜中の宴会。酒ならあっどw再度寝る前に小用で表に出ると満天の星。明日四日は予報通り晴天だ。我々は下山なのが何ともはや。

 翌朝撤収。ペグが雪に埋まって凍っているのでピッケルで掘り出さなければならない。Yにその侭ピッケルを持って下る様に薦める。正解でした。ピッケルががっちり保持してくれるので急な下りもこなせた。本来は雪に使うのだがどうでも良い、安全が一番です。

 雪がないと言っても平標の時より増しだ。今年の平標の山腹には雪がある。そん時は全然雪なんてなかったもんね。「閑話 雪山の筈だった」に詳しいので、気になる方はご覧下さい。何時もの通り面白くもないですがねw

 流石に晴天日、何人も峠へ登って来る。皆さん三国山ピストンの様だ。稲包山は一寸と遠いのでね。初日の登山者は車で来て、早朝から稲包山ピストンと言う事だろう。

 湯沢駅の温泉は十時半から。急いで入浴、十一時からの駅蕎麦を食べる。この蕎麦が美味しいのだ。田舎蕎麦でしっかりしていて、山菜もたっぷりである。Yは大盛にした上にかき揚げ迄乗せたので、食べても食べても減らないと、嬉しそうに嘆いている。

 時間がないのだ。喫煙所が離れたところ一ヶ所になったので、急いで行って一服、急いで戻ってチューハイでも買って十一時半の谷川に乗り込むのだ。処がキオスクに酒類がない。武漢肺炎防止の為だそうだが、車内の一杯で蔓延するってえのか。どこ迄経済を縮小させたいんだ、と二人で怒るが仕方ない。ジュースで乾杯になりました。

 今年も「雪山の筈だった」になってしまったが、ぴったりの場所に雪田があったのはラッキーだった。風が当たらない場所だったのも有難い。夜になるとジェット機の様な音が鳴り続けていたが、テントは無風であった。雨にも殆ど当たらず、良い山でした。

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