2016年1月13日水曜日

休題 その百五十九




 十一、十二日で妻と湯河原温泉へ行き、帰りに映画を観て帰って来た。貧乏旅行なので何時もこんなパターンだ。観る映画が無ければ美術館にでも寄って来るのだ。
 映画はスターウオーズⅦ。ハリソンフォードが出演するのは知っていたが、ルークとレイア姫まで老けた本物(?)が出て来るとは知らなかった。
 スタートの「遠い昔、はるかかなたの銀河系……」と文字が流れると懐かしさと感動に襲われる。あのシーンで感動するのはあたしだけだろうけどね。
 お話は観てのお楽しみとして、音楽について一寸と。エピソードⅠ・Ⅱ・Ⅲでは夫々にテーマ曲が有った。それが又ぴったりしてて効果満点で有った。
 Ⅶは特定のテーマ曲は容易されていない。有ったとしても気付かないのだから無いと同じ事だ。
メインになった旋律はエピソードⅤかⅥで使った(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲでも使っている)宮廷の曲(?)、まあ、似た様な名前だった。古いシリーズの中では最高の旋律だった。
 Ⅶでもテーマ曲を造れば良かったものを。あたしが残念がっても意味は無い。テーマ曲が無いからと言って作品が破綻しはしない。
 でも、折角だからテーマ曲を造れば良かったものを、えーい、無限ループになっちまう、やめだやめだ!
 作品自体の感想は、スターウオーズでは有るがディズニーになっちまったんだなあ、ってとこだろうか。
 スターウオーズを一寸と水で薄めた様な感じは否めない。説明が難しいのだが、何か別物が割って入った感じとでも言おうか。
 其れも無理からぬと言える。一度完成した物語を無理やり続けるのだから。しかも発案者ジョージルーカスの案は却下されたらしいので、丸々のディズニー作品なのだ。
 其れでも良いのさ。三部作だとの事、ⅷとⅨを楽しみに待ち。いそいそと観に行きましょう。

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