2016年2月17日水曜日

休題 その百六十三



 いやあ、話してみるもんですなあ。玉ノ井ホテルの海底風呂が大好きだと妻に言うと、変わり者だなあと言う顔で「亭主の好きな赤烏帽子って言うから」と、一度行く事になったのだ。
 但し、普段の安宿でない宿にも一回行くとの条件付きだが、何、簡単なこった。あっさりと条件を飲んで交渉成立。
 気が変わらないうちにと早速予約をした。来月だから未だ屋上の露天風呂は寒いだう。露天風呂ったって、取って付けたプラスチックの小さな湯なのだ。
 数年前に訪ねた時も三月だった。あたしはそんなでっち上げの露天なんざ興味が無いから入ってないが、妻はサメが怖くて(?)露天風呂専門だったので、風が冷たくて参ったそうだ。
 写真は膿底風呂だが、印象としてはこんなに明るく無い。写真を撮る為に光量をグンと増したかと思える。
 ホテルの風呂やロビーや部屋の写真は実に上手く撮る。流石にプロの仕事だ。おいい、写真と偉い違いだぞ、と毎度思わされる。
 我が家の貧乏旅行にはパターンが有って、行は小田原で箱根蕎麦を食べる。夕飯が食べ切れないので、蕎麦で丁度良いのだ。それに箱根蕎麦は安くて美味いから。
 余り昼飯が遅いと夕飯に響くので、十三時前には食べる。そのあと妻は駅ビル内の伊藤園でソフトクリームを食べる。其の間あたしは喫煙所で一服つけるのだ。
 チェックインは十五時、熱海だから直ぐに着いて仕舞う。一時間半近く時間が余るのが悩みでは有る。熱海には見るべきものが無いの(涙)。
 海岸で酒を飲むと言うのが多いケースだ。妻はホームレスじゃないんだから、と嫌がるが、何が悪い。結構な話ではないか。
 そんな訳で又サメの出そうな風呂に入れる事になって、大喜びしているのです。

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