Toと塔に登った話はした。下りでつったとも。本人が其れを(つった事)ひどく残念がって、リベンジを目指して居るとは聞いて居た。
Toの若い頃はバスケをやって居て、偉くバネの効いた奴だったのだ。仕事はバネ造りだが、自分のバネが駄目になっては、沽券に係わるのだろう。納品したバネ迄駄目と思われちゃうもんね。え、違う?
暮れにYと三人で塔を目指した。前回と同じメンバーだ。本来はAも来る予定だったが、都合が付かずにAは欠席となった。本人も残念がって居たが、あたしも残念だ、当日が快晴だったもんで。天気ばかりじゃ無いけどね。
暮れにしては人が多い。毎年Yと此の時期に来て居るので分かる。若者も多かった。一寸と(本心は、凄くだ)良い傾向だ。
登山口にボランティアの諸君が居て、石の入ったレジ袋をくれた。一本松の上に集積場が有るそだ。一つずつ貰ったが、若い頃なら十個位は引き受けるだろうにと思ったです。
前回と同じく、Toは好調に登る。唯、暮れだと言うのに大汗をかくのはYと同じで、二人とも半袖のTシャツになった。
外の人達はアノラックを確り着込んで居る(除く、数人)。あたしゃあ丸で、頭に障害が有る方を引き連れて行く介護人の位置付けだ。ま、其れは其れで文句は無いんだけど。Yで慣れてるから。
若い諸君にはどんどん抜かれる。当然だ。中高年とは前後を繰り返す。此れも理の当然のこった。
そして塔に着いた。前回は霧の中、周りは真っ白だった。今回は違う、三百六十度の展望なのだ、良かったなTo。
私「Toよ、此れが塔ヶ岳の展望だ」
To「凄い……」
そうなの。たった三時間一寸とで此の山頂に立てるから、大倉尾根を登る人が多いのだ。大して面白くも無い尾根だが、其の価値は充分有るって事です。(続)
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神聖な出産を祝福
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