神奈川県警に依ると去年の丹沢での遭難は百八十三件(前々年+四件)、遭難者数は二百九人(+五人)、死亡者は四人(-十一人)だった。死亡者が激減しているのは良い傾向だ。って言うか、一昨年の死者十五人が異常だったのじゃないかな。
内容は、疲労が五十七人(+四人)、道迷い(変な言葉)が四十一人(-十四人)、転倒が四十人(+八人)だった。あのさあ、”疲労”って何?山は疲れるもんなんだけど、知らなかったってか?責める気はないけど(いや、絶対責めてるね)疲れて歩けなくなるってあんまりじゃないのさ、子供じゃないんだから。どの位歩けるか分かるでしょう、大人だったら。皆さん中年以上なんだから。
それとも全くの素人?ん、あり得る。特に大山では。観光地の延長気分で登る人も確かに多い。登山ランクでも初心者向けだし、ケーブルカーはあるし、下社には売店も食堂もあるし。落とし穴は登山の初心者向けであって、観光客向きではないって事。
遭難と言う限りは救助された訳だ。ヘリにしても救助隊員にしても、神奈川県の税金が使われる。あたしは東京都民だから関係ないって話ではない。公金が実力不足に気付かない遭難者に使われるのはあんまりです。昔バリバリ歩いたって人が、久し振りの山で思いの外の衰えで歩けなくなった。当然あるでしょう。本人はきっと愕然とする。でも歩けないから救助を要請するしかない。
未だ登山道だから良い。担いで降りる事もできる。でも、担ぐ隊員は偉い苦労だ。登山道でなければ、救助する方も命懸けになる。前に書いたが、息があればどんなに危険でも何とか助け降ろす、息がなければ危険な場合は物体として扱うと、南アの小屋主から聞いた。救助隊員も生身の人間だ。人を助ける為に己の命を懸けている。山へ行くなら自分の今の力量を確認するのは、必須事項です。


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