七月もあとわずかになったのに、二件も死亡事故が起きてしまった。二十七日に行方不明だった男性(72)が南岳稜線下で遺体で見つかった。滑落でしょう。二十六日にはザイテンを下っていた男性(71)が滑落死亡した。十二人のパーティだった。ザイテンは傾斜の強い岩稜なので、滑落はヤバい。相変わらず不謹慎な書き方、済みません。写真は奥穂高で借り物です。
NHKウエブに低山の遭難が増えているとの記事があり、松田署の山岳救助隊員の説明がある。道迷い(変な言葉)対策が最初だ。植林帯の分岐で迷う例が多いと言う。そうでしょうとも。植林道が入り交り、樹に巻かれたテープも道を示している場合と、植林の作業上の場合があって、無心にテープを追って行くと迷うのだ。あたしも何度迷わされた事か。
結局確実な場所へ戻って、地図で方向を確認するの一手なのだが、あたしは方向はあっちだから進もう、と変則的に行動する事が多かった。巧く行く事もあれば、植林から抜けてガレザレ登りで思わぬ苦労をする事もあった。まあ、自業自得の苦労ですなあ。
次に救助隊員は、檜洞丸のつつじコースを説明してくれる。ややなだらかな巻き道だ。何の危険もなさそうだが、片側は急斜面である。事故は下りで起きた。歩き易い道に出て気が緩む時が危ない。如何にも危ない所は言われなくとも慎重になる。
下りで疲れていて道が楽になり、一瞬気が緩む。そこで何かでバランスを崩して落ちる。一気に150mも転がり落ちてしまうのだ。そして亡くなってしまった。
巻き道は、本質的に危険だと思った方が宜しい。殆どの場合片側は崖みたいなもんだ。あたしは巻き道を余り好まない。一々小さなピーク踏まなくて済むので有難いのだけどね。
低山でも遭難の危険性は充分ある、と救助隊員は纏める。本当にご苦労様です。


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