2025年7月14日月曜日

休題 その五百八十四

 


 昨日は忙しかった妻の休日で「何か見る映画ある?」と言うので、ネットフリックスで「アド・アストラ」を見た。ディズニーに買収された20世紀フォックス最後の作品。ブラピが主人公でその父をトミリージョーンズが演じている。

 父親を捜しに(或いは始末しに)海王星迄行って来る話。宇宙物だが感情物の要素が大きい。哲学的に読み解く人もいるが、キリスト教的に見ればそうかも知れない。大掛かりな「自分探し」との評は合っているかも。

 妻は意外と面白がっていたのが驚きだ。勿論細部は不明点が多くて何かと訊かれた。途中で寝るかと思っていたんだけどw 殆どがブラピの一人芝居、彼でなければもたなかっただろう。流石に凄く巧い俳優だ。

 あたしはブラピの心情変化や、地球外高等生物の発見なぞどうでも良い。海王星へ行く宇宙物として見るので、突っ込み所が多過ぎて唖然とするのみ。「2001年宇宙の旅」のもの凄さを改めて感じてしまった。

 たった一人で火星から海王星へ行き、残ると決めてる父を(セットした核爆弾と一緒に)置いて一人で地球へ帰る。その孤独さ、宇宙の表現不能な大きさを感じさせてはくれない。せいぜい地球周回軌道上位の感じなのだ。それって違うでしょうが、海王星は近い時でも435千万㎞離れていて、光速でも四時間以上掛かる。今の技術では到達不能、映画は大分先の事なので七十八日(!)で着く。それでも宇宙の孤独と広さは感じられなきゃさあ。

 詰まらなかったのか、と問われれば否と答える。面白かったのか、と問われれば、うーん、と答える。どっちなんだろうねw

 妻が寝なかったんだから、緊迫感は常にあったのだ。B級感には無縁であったし、A級感すらあった。ブラピの功績が大きいんだろうけどね。お薦めはしないが、見たい人がいればとめません。

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