インフルエンザは一月二十五日で一応治った。熱も36度3分位に落ち着いた。それでも平熱よりは少し高い。芯熱があるって言うのだろう、何かスッキリしないのだ。ふらついたりするし。
発熱してから丁度二週間、とっくにバッチリだぜえ、と元気になっている筈なのに、どうにも具合が良くない。これが加齢って奴の効果なんでしょう。下着も冬山用の奴を着込んで、オーバーズボン迄履いて重装備で固めているのだが、何か寒いですよ。
伊達の薄着って言葉は、伊達政宗から始まったそうだが、伊達な男は薄着だった。ボテボテ着込んででいる奴は無粋な奴と見られた。あたしは柄にもなく薄着派であった。伊達だからじゃなく、寒くなかったから。今は違う。無粋派の代表みたくなっちまったぜw
妻は去年の十二月半ばに、右足の小指をテーブルの脚にぶつけて、腫れて痛むので医者に行くと、ヒビが入っていた。簡単なギブスを着けていたが、半月位でヒビは繋がった。治ったが未だ靴を履いて歩くと痛みが出る。小指を庇うもんだから、他に痛みが発生する。これも若ければ何て事なく治っただろう。それでも薄紙を剝がす様に、痛みも減って行ってるので結構な事だ。
若ければ何ともなくとも、七十を越えると問題となる。あたしなんざ何度もヒビは入ったと思う。酷く腫れあがった事もあった。でも、放っときゃ治っちゃうもんねえ。今なら、医者へ行ってギブス騒ぎだろう。
怪我はし易くなるし、風邪もひき易くなるし、病気にも罹り易くなるし、バランスは悪くなるし、直ぐ疲れるし、年を取るとは全く面倒な事ですよ。
でもですよ、現役時代より時間の余裕はあるし、責任も大幅に減る。体はボロボロでも精神的には満たされている。山に行けないのは辛いが、あたしは今が一番幸せに生きていますよ。



