昔のアルバム(写真屋が現像してくれる奴)を久し振りに見たら、何とシダンゴ山から玄倉へ歩いたのが出て来た。シダンゴ山に初めて登ったのは四十五歳位の時で、付近周遊と思っていたが、四十歳の時に秦野峠へ出て伊勢沢ノ頭へ登り、東北の尾根を山神峠を通過して玄倉林道へ下っていたのだ。
全く記憶になかった。それにしても変なコースである。尤も変な所を歩くのが当時の趣味だったのだからこんなもんか。シダンゴ山から秦野峠へはどうにか路を拾えたらしい。峠から伊勢沢ノ頭が藪漕ぎで苦労した、となっている。一面の茅との写真があるので、茅と漕ぎだったのだろう。当時の雨山山稜は茅とで、路も不明瞭だった。
伊勢沢ノ頭からの尾根は、今の地図でも破線コースで危険マーク付きだが、当時も破線だったと記憶している。そんなとこ一体誰が通るんだ?あたしみたいな変な奴かなw まともな人なら、そんなコースに用はない筈だ。昔から荒れたルートなんだしね。
案の定、山神峠から林道間は荒廃していたとある。崩壊箇所を巻くのは意外と大変なのだ。ロープ一本張ってある訳もなく(当たり前だ、変なルートなんだから)、結構冷や冷やさせられる。まあ、若かったから何て事なかっただろうが、今だったら大苦労する。その前に行けないか。
数年前にシダンゴ山から高松山へ歩いて、これでシダンゴ山と秦野峠へトレースができたと思っていたが、とっくにトレース済だった訳だ。山の記憶は完璧、と思っていた時でさえ落ちている記憶がある。前の冬の千丈岳と同じです。今じゃどうなってるやら。
玄倉でバスを一時間待ってる間に、リュックの中迄冷え切った、とある。三月の事だから無理もない。玄倉のバス停には飲み屋もないし、あれば一杯やってられるんだけどね。
改めて変な路を繋いでいるのに我ながら驚いたです。


