2026年4月18日土曜日

休題 その六百三十



 昨日英仏主催の有志国会合がパリで開かれた。約三十ヵ国が参加し、ホルムズ海峡の航行の自由回復を目指す。機雷除去や航行は無料との要求を行うが、実施は戦闘終結後になる。英首相は「ホルムズ海峡の無条件かつ即時の再開は世界が責任を負うものだ」との発言や良し、である。イランの横暴に対し、一歩は進んだと言えよう。

 昨日の産経の正論に、袴田茂樹氏(青学名誉教授)の指摘が載っていた。題して「なぜイランの国是を問わない」とある。イラン・イスラム憲法前文に「イランにおけるイスラム軍(国軍)および革命軍(革命防衛隊)は、単に国境を防衛し安全を保障するためだけばかりではなく、神の名において全世界に神の法が打ち立てられるまで、聖戦(ジハード)を闘い抜くためにも組織されるのである」とあり、日本語サイトに「ホメイニ師はパレスチナにおけるシオニスト政権の樹立を悪魔の行為だとしました」と明確である。

 詰まりイスラエルの殲滅が国是であり、次は全世界に神の法を打ち立てる迄闘うと言う意味だ。イスラム教国以外は(ひょっとするとスンニ派諸国も)やがて全てを敵とするのだ。それも「神の名において」である。日本は友好国? バカ言っちゃ困る、友好国の筈がない。アメリカの同盟国ですぞ。

 そりゃあ核兵器がなけりゃ成し遂げられないよ。ハマス、ヒズボラ、フーシ派はイランの先兵で、抵抗勢力ではなく攻撃勢力なのだ。アニメ的に言えば、モロに世界征服が目的の国家なのだ。そんな話はコミックや映画の中ばかりじゃない、リアルに存在している。

 日本の論壇やマスコミは、パレスチナ人は弱い存在だから”善”、イスラエルは強い存在だから”悪”と簡単に分けて片付ける。善悪は強弱で決まるものではない。

 イスラエルの立場は、明日の日本のそれかもです。


2026年4月15日水曜日

休題 その六百二十九


 

 久し振りに妻と貧乏旅行へ出掛けた。来月以降は旅行どころじゃなくなる可能性があるので湯河原で二泊、貧乏人にしては張り込んだでしょうが。

 一泊目は千代田荘、二泊目は大滝ホテルで上の写真は大滝ホテルの内風呂。大滝ホテルは古い宿だが、七つの源泉を持つので風呂が広い。かつ、広い壁面からザーザーとお湯が流れて滝の様、大滝ホテルの名に恥じない。湯船の底に黒い石が敷き詰めてあるのを、妻は黒いペンキを塗ってあるのが嫌いだとか言う。黒い石だと説明するのだが半信半疑の様子、ダメだこりゃあw

 中日は駅迄歩いてデニーズで昼飯。何でデニーズ?尤もな疑問だが、温泉地なので蕎麦屋は皆高いの。本当は蕎麦が良いのだが、夕飯を考えると軽く済ませたい。それでデニーズになった訳だ。

 千代田壮から歩いて五分一寸とで湯河原町立美術館がある。昔に妻と入って、中々良い美樹館だったので再訪した。平松礼二美術館と言っても良いほど、平松礼二作品中心の展示になっていた。それで初めて平松礼二なる人物を知ったが、日本画の名人(?他の言い方を知らないので)で、日本画的洋画(?)が素晴らしい。和洋折衷ってとこですな。

 二泊すると多少は旅をした気がするもんで、たとえ近くの湯河原でもそうなのだ。尤も、北陸や山陰へ出掛けたら二泊じゃ間に合わないか。最低三泊はしないと、唯汽車の旅になっちまうです。

 旅館の食事はあたしには多過ぎる。食が細くなったんですなあ。それが二泊だから多くを残すので勿体無い事この上なしだが、致し方ない。妻は頑張って食べているが、念の為に胃薬を持って行ってるのが面白い。ざっと見て、あたしの倍近くは平らげている。人間食べられるうちが花、良い事である。

 又旅行に出掛けられる様になれば良いんですがね。

2026年4月12日日曜日

休題 その六百二十八

 

 辺野古の海難事故は産経新聞のみが追い続けている様だ。TV各局にとっては格好の題材だろうに、何故かほぼ沈黙状態である。新聞各社も然りだ。

 沖縄基地問題と共産党が絡んでいるので、報道を自粛しているかと疑われる。何故自粛するのか、本心は普天間基地の辺野古移転に反対なのだろう。基地反対運動に水を差すのを嫌っているのとしか思えない。

 日本の報道自由度はG7で最低だが、尤もな評価であろう。一斉に(除く産経)同じ思いで報道する、或いは”報道しない”。これは特定の意図を持った国民洗脳の方法ではないか。長い間国民はメディアに洗脳され続けて来たと言う事だ。

 ネットの登場で世の中は変わりつつある。メディアの影響力が相対的に減少しつつあるって事だ。企業のコマーシャル費用も、ネットがTVを数年前に上回った。今ではダブルスコア―になったんじゃなかったっけ。

 オールドメディアとかマスゴミとネットで揶揄されるが、全くその通りだと思う。嘘は殆どつかないが、メディアにとって不都合な事は報道せずに、なかった事にする。独裁国家の御用報道機関にそっくりだ。違いは政府の指導の下にはないと言う事だ。では、どこの誰の指導下にあるのだろうか。そこを掘り返して明らかにして貰いたい。色んな説はあるけど、確証がないのでね。

 少なくとも日本の為に動いてはいない何かだろう。大体の傾向として、日米の間を裂く動き、日本の文化を破壊する動き、日本の防衛力を削ぐ動き、詰まりシナに有利な状況を作り出そうとする何かに見える。

 スパイもいるかも知れないが、日本人のそういう考えの人間が集まっている、と考えるのが妥当だろう。TVを見てるとバカになると昔から言われていたが事実だった訳だ。団塊の世代も徐々にTV離れが始まっているのは目出度い事でありますなあ。