2026年3月2日月曜日

休題 その六百二十四


 

 トランプ大統領がベネゼエラに続いてイランを攻撃した。イランの最高指導者は拉致ではなく爆撃で殺害した様だ。

 勿論国際法違反である。でもですよ、両国共民衆が解放されて大喜びしているとのニュースがある。イランは最近の反政府デモで、七千人(もっと多いとの説もある)もの死者が出ているので、さぞや凄い圧政だったのだろう。圧政なら攻撃して良いのか?と問われると答えに窮するけどね。

 あたしは圧政以前に核兵器開発が焦点だと思う。イランは平和利用だと言い続けてウランの圧縮を継続した。核兵器にする以外に必要ないじゃんかさあ。その上、そのウランは行方不明になった。そしてせっせと長距離ミサイルの開発に励んだ。これは世界中から疑われて当然な状況だ。

 イランが核兵器を持つと真っ先にイスラエルが焼き滅ぼされる。イスラエル嫌いの人には何でもない話だろうが、それだけでは終わらない。反米過激派組織にも核兵器が渡る。あり得ないって? 渡るに決まってるでしょうが、テロ組織を全力支援してるんだから!

 そうなると起きるテロは凄まじい事になる。ニューヨークが一瞬にして壊滅、は冗談ではなくなる。シカゴでもロンドンでもバンクーバーでもベルリンでもパリでも東京でも同じ事だ、アメリカと友好的な国は全てターゲットになり得るから。

 紛争地域で核兵器が使われる確率は上がるだろう。核兵器の敷居が低くなるって事。核拡散条約がどうたらってな、おとぎ話の世界ではなくなる。憎い憎い核兵器が手軽に使われる世界も目の前だったのだ。国際法がどうとか言ってる場合ではない。”神の名において”自国のデモ隊を射殺する国なのだから。 ”神の名において”核兵器も使う事だろう。

 飽く迄あたしの勝手な予想ですよ。大した根拠もなく言ってるのだが、当たらずと言えども遠から”神の名において”ずでしょうが。核反対の諸君が、トランプを非難するのが滑稽です。

2026年2月27日金曜日

休題 その六百二十三

 


 ロシアがウクライナに突如攻め込んでから四年経った。WW2の独ソ戦より長くなった。数日で片付くとプーチンは読んでいた様だが、泥沼に足を突っ込んだ訳だ。

 都市部のロシア人に取っては、遠い戦争らしい。前線に送られたのは、犯罪者、地方の少数民族、貧富の差を突いて金で釣って集めた志願者、北朝鮮兵、それでも足りずにアフリカや南米から、良い仕事があると騙して連れて来た人々。

 都市部のロシア人を戦場に送って棺桶で帰還させると、激しい反戦運動が起きる。アフガニスタンで経験済みなので、それは避けるからロシア人は枕を高くして眠れる。

 ウクライナ人はそうは行かない。ロシアがミサイルやドローンで攻撃するのは民間施設や一般住宅だ。一般人がロシアの標的なのだ。国際法違反だって? そんなもん守るなら突如攻め込んだりしない。ウクライナ人は何時攻撃を受けるか分からない生活を続けている。

 トランプがトンチンカンなもんで、欧州各国が支援額を増やしてウクライナを援助している。それでやっと、かっての米国の援助額に達した。それがなければ、ウクライナは戦い続けられなかっただろう。

 NATO軍とウクライナ軍の共同演習があった様だ。少数のウクライナ軍がNATO軍を圧倒したらしい。ドローンの使用方法、決断の分散と速さ。実戦で鍛えられた軍は凄く強くなる。そして、戦いの方法も変わって来ているのだ。北朝鮮軍はその近代戦を経験し、装備や訓練に生かすだろう。ワンランク以上強くなるのだ。余り嬉しくない話ですなあ。

 日本も援助をしているが、民生品が中心だ。戦車や自走砲や対空ミサイルや対戦車ミサイルを供与すべきだと、あたしは思っている。無理だろうが、実戦で使わなければ改善する点も分からない。命懸けでウクライナ兵が使ってくれるのだ、是非とも使って貰いましょうよ。

2026年2月24日火曜日

閑話番外 その百八十九

 


 前章で朝日岳のジャンクションから巻機山が、上越国境稜線のルートのない部分の入門編と書いた。何たって入り易いのと、現役ならば前夜発で一泊行程だからだ。七十才なら二泊、或いは三泊、或いは全く無理かあw

 勿論積雪期に入るのだが、その訳は散々書いて来たので宜しいでしょう。上の写真は例に依って借り物です。

 さてその次は、巻機山から丹後山への稜線になる。こちらは前夜発で二泊が必要となる。巻機山へは登山道がある。越後の名山なのだ。丹後山にも登山道がある。更に丹後山から大水上山を経て中ノ岳、そして越後駒ケ岳へと登山道は続く。中ノ岳からは八海山へのルートもある。キツイですぞお。

 上越国境線は大水上山迄だ。既述と思うが、大水上山とは余りに立派な名前で、行って見ると一寸としたピークに過ぎない。利根川本流の水源の山なので、敬意を払われて付けられた名前なのだろう。その大水上山から上越国境線は分かれる。東南東へ下る急峻な尾根がそれなのだ。

 話が飛びました。入門二番目の話だった。先ずは巻機山に登らねばならない。積雪期でも山スキーヤ―が入るから、トレースは確りしている。現役の諸君なら二泊プラスの装備でも、苦もなく登る事だろう。あたしとYは六合目で幕営し、ピークをピストンして又そのテントで泊まるなんて、大名登山でしたなあ。折角荷物を担ぎ上げたのに、何を急いで下らなきゃならんのか。ゆっくり雪山を楽しむのが我々のポリシー、悔しければやって見れば良いのさ、簡単なんだから。

 閑話休題。丹後山迄は結構ある。昔は下津川山通過に要注意と雑誌には書いてあったが、特に危険は感じなかった。若かったからかな。

 丹後山から下山してから二時間の林道歩きが待っている。しゃくなげ湖の横を通る道だ。入門二番目は一寸とハードでしたね。