2026年4月24日金曜日

休題 その六百三十一

 


 久し振りに高校のコーラス仲間と鎌倉散策に出掛けた。八人が集まったが、男性はあたしとNhのみであとは女性。”音楽部”ではなく”女九部”と言われていたのも無理はない。

 女性達は割と近所である。鎌倉、逗子に一人ずつ、横浜が二人、茅ヶ崎と大森が一人ずつ。あたしが町田は未だ良い、Nhに至っては流山である。これは遠い。

 寺を三箇所、竹林や牡丹や苔むした階段が売りそれぞれの売りだった。勿論、どこも拝観料を払う。若者の声が聞こえた。「拝観料は必要だよ、整備に金が掛かるよ」。そりゃそうだ。又拝観料かよ、と思った自分が一寸と恥ずかしい。若者の方が確りしてます。

 どこも人が一杯。その半分以上が外国人であった。お寺が面白いのかなあ? まあそうなんでしょう。禅寺の簡素な美が、”日本”を感じるのかな。イスラム教徒の一団も来ていた。他の神の元に来て良いのけえ? アジア系の人達だったからインドネシアかマレーシアか。それ程厳格じゃないのだろう。

 鶴岡八幡宮でお参りし、小町通で駅に向かうが人だらけ、そして外国人だらけ。日本人に見える人達も中国語を話している。面白いのかなあ? あたしが様な年寄りではない、きっと違った風景、文化が楽しいのだ。誰でもあたしと同じ無精者ではないのだ。

 Nhは肺癌の治療を続けている。流石に鶴岡八幡の階段では息を切らしていた。偉いものだ、あたしなら絶対遠くから出て来ない。人生を楽しむ意欲が見事である。

 八人のうち、癌と今の処無縁なのは三人のみ。37,5%のみだ。残りは癌患者か治った者。無縁の三人も連れ合いか家族に癌患者を抱えている。寿命が伸びただで、癌にもなるってもんだ。自然の摂理ってもんでしょう。

 Nhが酒を飲まなくなったのであたしだけ。Nhも飲めるが飲むと帰りが辛いと言う。今度流山へあたしが行って、一緒に飲むとしましょうかね。

2026年4月21日火曜日

閑話番外 その百九十五

 


 タクシーに乗った意味がなかった、と言う詰まらなくも貧乏くさい話なので失礼!

 一つ目は「山の報告 白砂山Ⅱ」の通りなのだが、あっさりとし過ぎているので説明しよう。前年の縦走失敗は「山の報告 白砂山Ⅰ」の通りで、翌年は三坂峠入り口迄タクシーで入ろうとしたのだ。前年だったら可能だった。二時間近くアブローチを削れる。

 処が翌年は雪が多かったの。湯沢からタクシーでプリンスホテルを越え、川を渡ると直ぐに通行止め、何ちゅうこった! バスで来ても300mしか違いがなく、金額は三倍違うじゃんかさあ。その先の林道は雪道だもんで仕方ないんだけどね。雪の林道を25Kgのザックを背に歩いたですよ。財布は軽くなったので多少は楽か。んな訳ないって!

 二つ目は初めてYと春山へ行った時。平標が目的地だった。本文にもその顛末はあるが、タクシーについては書いてない筈だ。仕事を終えてから新幹線で湯沢、タクシーで登山口へ入って幕営って予定だった。タクシーに乗って少し走ったらバスに追い付いた。何だ、急げば最終バスに間に合ったのか。バスの時刻も調べないあたしのミスです、Yよ御免なさいね。途中でバスを抜いて何分か早く着いた。それが何なんだよっ、てね。

 三つ目は将棋頭から下山した時。上の写真は将棋頭から木曽駒方面を見たものです。これは意味がなかったのではない。下って、あと二十分で登山口ってとこからタクシーを呼んだ。少し下ると若いカップルが登って来る。タクシーで入ったな。案の定登山口にはタクシーが待っている。客を降ろして引き返しかけたら連絡が入って戻ったのだろう。「呼び料金はいらないよね」なんて野暮は言わない。運転手だって行きも帰りも客がいるってラッキーがあって良いでしょう。唯、駅の横の踏切で松本行きの列車が通過、一時間待った。あと五分早く出発すべきだった。

 実に下らない話で、すつれいすたです。

2026年4月18日土曜日

休題 その六百三十



 昨日英仏主催の有志国会合がパリで開かれた。約三十ヵ国が参加し、ホルムズ海峡の航行の自由回復を目指す。機雷除去や航行は無料との要求を行うが、実施は戦闘終結後になる。英首相は「ホルムズ海峡の無条件かつ即時の再開は世界が責任を負うものだ」との発言や良し、である。イランの横暴に対し、一歩は進んだと言えよう。

 昨日の産経の正論に、袴田茂樹氏(青学名誉教授)の指摘が載っていた。題して「なぜイランの国是を問わない」とある。イラン・イスラム憲法前文に「イランにおけるイスラム軍(国軍)および革命軍(革命防衛隊)は、単に国境を防衛し安全を保障するためだけばかりではなく、神の名において全世界に神の法が打ち立てられるまで、聖戦(ジハード)を闘い抜くためにも組織されるのである」とあり、日本語サイトに「ホメイニ師はパレスチナにおけるシオニスト政権の樹立を悪魔の行為だとしました」と明確である。

 詰まりイスラエルの殲滅が国是であり、次は全世界に神の法を打ち立てる迄闘うと言う意味だ。イスラム教国以外は(ひょっとするとスンニ派諸国も)やがて全てを敵とするのだ。それも「神の名において」である。日本は友好国? バカ言っちゃ困る、友好国の筈がない。アメリカの同盟国ですぞ。

 そりゃあ核兵器がなけりゃ成し遂げられないよ。ハマス、ヒズボラ、フーシ派はイランの先兵で、抵抗勢力ではなく攻撃勢力なのだ。アニメ的に言えば、モロに世界征服が目的の国家なのだ。そんな話はコミックや映画の中ばかりじゃない、リアルに存在している。

 日本の論壇やマスコミは、パレスチナ人は弱い存在だから”善”、イスラエルは強い存在だから”悪”と簡単に分けて片付ける。善悪は強弱で決まるものではない。

 イスラエルの立場は、明日の日本のそれかもです。