昨日英仏主催の有志国会合がパリで開かれた。約三十ヵ国が参加し、ホルムズ海峡の航行の自由回復を目指す。機雷除去や航行は無料との要求を行うが、実施は戦闘終結後になる。英首相は「ホルムズ海峡の無条件かつ即時の再開は世界が責任を負うものだ」との発言や良し、である。イランの横暴に対し、一歩は進んだと言えよう。
昨日の産経の正論に、袴田茂樹氏(青学名誉教授)の指摘が載っていた。題して「なぜイランの国是を問わない」とある。イラン・イスラム憲法前文に「イランにおけるイスラム軍(国軍)および革命軍(革命防衛隊)は、単に国境を防衛し安全を保障するためだけばかりではなく、神の名において全世界に神の法が打ち立てられるまで、聖戦(ジハード)を闘い抜くためにも組織されるのである」とあり、日本語サイトに「ホメイニ師はパレスチナにおけるシオニスト政権の樹立を悪魔の行為だとしました」と明確である。
詰まりイスラエルの殲滅が国是であり、次は全世界に神の法を打ち立てる迄闘うと言う意味だ。イスラム教国以外は(ひょっとするとスンニ派諸国も)やがて全てを敵とするのだ。それも「神の名において」である。日本は友好国? バカ言っちゃ困る、友好国の筈がない。アメリカの同盟国ですぞ。
そりゃあ核兵器がなけりゃ成し遂げられないよ。ハマス、ヒズボラ、フーシ派はイランの先兵で、抵抗勢力ではなく攻撃勢力なのだ。アニメ的に言えば、モロに世界征服が目的の国家なのだ。そんな話はコミックや映画の中ばかりじゃない、リアルに存在している。
日本の論壇やマスコミは、パレスチナ人は弱い存在だから”善”、イスラエルは強い存在だから”悪”と簡単に分けて片付ける。善悪は強弱で決まるものではない。
イスラエルの立場は、明日の日本のそれかもです。


