2026年4月27日月曜日

閑話 その五百三十四

 


 今年に入っても、富士山の事故が続発している。七人の遭難者が出たが、日本人は亡くなった男性一人のみ、あとは外国人である。肘の宮市長は「遭難しても救助費用負担がないなんて甘過ぎる」とお怒りである。尤もであろう、登山道閉鎖中なんだから入るなら自己責任にてお願いしたい。

 とは言っても市は救助しないなぞと言ったら当然”人でなし”との非難を受けるだろう

し、それ以前に見捨てる事はできないので、命懸けで救助隊は救出に向かうと市長は言う。助ける人達は命懸けなのだ。当たり前だが多大な費用も掛かる。有料化を検討すべきと市長は言うが、当然だろう。

 有料化している所もある。新潟の八海山スキー場だ。上の写真がそれ。今年一月の三週間だけで二十九人の遭難者を出している。その九割(!)が外国人である。スキー場で遭難?とお思いだろうが、コース外滑走で事故るのだ。やっと助け出すと「誰かが滑った跡があったので行けると思った」「コース外だとは知らなかった」と必ず言うそうだ。

 魚沼署はこの言い分に懐疑的である。ここから入ってはいけないと言うネットや規制線が張られていて、遭難者はその切れ目から侵入している。警察官は「彼らがわざと入りましたと認めて頭を下げる事は絶対にありません」と断言する。彼らは意図的にコース外滑走をしていると見ているのだ。

 スキー場と言えどもコース外の救助は命懸けである。北海道のニセコスキー場でも同じ

三週間で二十九人の遭難があり、そのうち九割(又か!)が外国人であった。

 八海山スキー場では救助費の基本料金が二十万円、それに隊員一人一時間あたり二万円の費用が請求される。命の代金である、その位なら安いものだ。富士山でも他のスキー場でも、そのやり方で行くべきではないだろうか。

 人様に命を掛けさせて無料はないでしょう。有料にすべきです。

2026年4月24日金曜日

休題 その六百三十一

 


 久し振りに高校のコーラス仲間と鎌倉散策に出掛けた。八人が集まったが、男性はあたしとNhのみであとは女性。”音楽部”ではなく”女九部”と言われていたのも無理はない。

 女性達は割と近所である。鎌倉、逗子に一人ずつ、横浜が二人、茅ヶ崎と大森が一人ずつ。あたしが町田は未だ良い、Nhに至っては流山である。これは遠い。

 寺を三箇所、竹林や牡丹や苔むした階段が売りそれぞれの売りだった。勿論、どこも拝観料を払う。若者の声が聞こえた。「拝観料は必要だよ、整備に金が掛かるよ」。そりゃそうだ。又拝観料かよ、と思った自分が一寸と恥ずかしい。若者の方が確りしてます。

 どこも人が一杯。その半分以上が外国人であった。お寺が面白いのかなあ? まあそうなんでしょう。禅寺の簡素な美が、”日本”を感じるのかな。イスラム教徒の一団も来ていた。他の神の元に来て良いのけえ? アジア系の人達だったからインドネシアかマレーシアか。それ程厳格じゃないのだろう。

 鶴岡八幡宮でお参りし、小町通で駅に向かうが人だらけ、そして外国人だらけ。日本人に見える人達も中国語を話している。面白いのかなあ? あたしが様な年寄りではない、きっと違った風景、文化が楽しいのだ。誰でもあたしと同じ無精者ではないのだ。

 Nhは肺癌の治療を続けている。流石に鶴岡八幡の階段では息を切らしていた。偉いものだ、あたしなら絶対遠くから出て来ない。人生を楽しむ意欲が見事である。

 八人のうち、癌と今の処無縁なのは三人のみ。37,5%のみだ。残りは癌患者か治った者。無縁の三人も連れ合いか家族に癌患者を抱えている。寿命が伸びただで、癌にもなるってもんだ。自然の摂理ってもんでしょう。

 Nhが酒を飲まなくなったのであたしだけ。Nhも飲めるが飲むと帰りが辛いと言う。今度流山へあたしが行って、一緒に飲むとしましょうかね。

2026年4月21日火曜日

閑話番外 その百九十五

 


 タクシーに乗った意味がなかった、と言う詰まらなくも貧乏くさい話なので失礼!

 一つ目は「山の報告 白砂山Ⅱ」の通りなのだが、あっさりとし過ぎているので説明しよう。前年の縦走失敗は「山の報告 白砂山Ⅰ」の通りで、翌年は三坂峠入り口迄タクシーで入ろうとしたのだ。前年だったら可能だった。二時間近くアブローチを削れる。

 処が翌年は雪が多かったの。湯沢からタクシーでプリンスホテルを越え、川を渡ると直ぐに通行止め、何ちゅうこった! バスで来ても300mしか違いがなく、金額は三倍違うじゃんかさあ。その先の林道は雪道だもんで仕方ないんだけどね。雪の林道を25Kgのザックを背に歩いたですよ。財布は軽くなったので多少は楽か。んな訳ないって!

 二つ目は初めてYと春山へ行った時。平標が目的地だった。本文にもその顛末はあるが、タクシーについては書いてない筈だ。仕事を終えてから新幹線で湯沢、タクシーで登山口へ入って幕営って予定だった。タクシーに乗って少し走ったらバスに追い付いた。何だ、急げば最終バスに間に合ったのか。バスの時刻も調べないあたしのミスです、Yよ御免なさいね。途中でバスを抜いて何分か早く着いた。それが何なんだよっ、てね。

 三つ目は将棋頭から下山した時。上の写真は将棋頭から木曽駒方面を見たものです。これは意味がなかったのではない。下って、あと二十分で登山口ってとこからタクシーを呼んだ。少し下ると若いカップルが登って来る。タクシーで入ったな。案の定登山口にはタクシーが待っている。客を降ろして引き返しかけたら連絡が入って戻ったのだろう。「呼び料金はいらないよね」なんて野暮は言わない。運転手だって行きも帰りも客がいるってラッキーがあって良いでしょう。唯、駅の横の踏切で松本行きの列車が通過、一時間待った。あと五分早く出発すべきだった。

 実に下らない話で、すつれいすたです。