2026年4月21日火曜日

閑話番外 その百九十五

 


 タクシーに乗った意味がなかった、と言う詰まらなくも貧乏くさい話なので失礼!

 一つ目は「山の報告 白砂山Ⅱ」の通りなのだが、あっさりとし過ぎているので説明しよう。前年の縦走失敗は「山の報告 白砂山Ⅰ」の通りで、翌年は三坂峠入り口迄タクシーで入ろうとしたのだ。前年だったら可能だった。二時間近くアブローチを削れる。

 処が翌年は雪が多かったの。湯沢からタクシーでプリンスホテルを越え、川を渡ると直ぐに通行止め、何ちゅうこった! バスで来ても300mしか違いがなく、金額は三倍違うじゃんかさあ。その先の林道は雪道だもんで仕方ないんだけどね。雪の林道を25Kgのザックを背に歩いたですよ。財布は軽くなったので多少は楽か。んな訳ないって!

 二つ目は初めてYと春山へ行った時。平標が目的地だった。本文にもその顛末はあるが、タクシーについては書いてない筈だ。仕事を終えてから新幹線で湯沢、タクシーで登山口へ入って幕営って予定だった。タクシーに乗って少し走ったらバスに追い付いた。何だ、急げば最終バスに間に合ったのか。バスの時刻も調べないあたしのミスです、Yよ御免なさいね。途中でバスを抜いて何分か早く着いた。それが何なんだよっ、てね。

 三つ目は将棋頭から下山した時。上の写真は将棋頭から木曽駒方面を見たものです。これは意味がなかったのではない。下って、あと二十分で登山口ってとこからタクシーを呼んだ。少し下ると若いカップルが登って来る。タクシーで入ったな。案の定登山口にはタクシーが待っている。客を降ろして引き返しかけたら連絡が入って戻ったのだろう。「呼び料金はいらないよね」なんて野暮は言わない。運転手だって行きも帰りも客がいるってラッキーがあって良いでしょう。唯、駅の横の踏切で松本行きの列車が通過、一時間待った。あと五分早く出発すべきだった。

 実に下らない話で、すつれいすたです。

2026年4月18日土曜日

休題 その六百三十



 昨日英仏主催の有志国会合がパリで開かれた。約三十ヵ国が参加し、ホルムズ海峡の航行の自由回復を目指す。機雷除去や航行は無料との要求を行うが、実施は戦闘終結後になる。英首相は「ホルムズ海峡の無条件かつ即時の再開は世界が責任を負うものだ」との発言や良し、である。イランの横暴に対し、一歩は進んだと言えよう。

 昨日の産経の正論に、袴田茂樹氏(青学名誉教授)の指摘が載っていた。題して「なぜイランの国是を問わない」とある。イラン・イスラム憲法前文に「イランにおけるイスラム軍(国軍)および革命軍(革命防衛隊)は、単に国境を防衛し安全を保障するためだけばかりではなく、神の名において全世界に神の法が打ち立てられるまで、聖戦(ジハード)を闘い抜くためにも組織されるのである」とあり、日本語サイトに「ホメイニ師はパレスチナにおけるシオニスト政権の樹立を悪魔の行為だとしました」と明確である。

 詰まりイスラエルの殲滅が国是であり、次は全世界に神の法を打ち立てる迄闘うと言う意味だ。イスラム教国以外は(ひょっとするとスンニ派諸国も)やがて全てを敵とするのだ。それも「神の名において」である。日本は友好国? バカ言っちゃ困る、友好国の筈がない。アメリカの同盟国ですぞ。

 そりゃあ核兵器がなけりゃ成し遂げられないよ。ハマス、ヒズボラ、フーシ派はイランの先兵で、抵抗勢力ではなく攻撃勢力なのだ。アニメ的に言えば、モロに世界征服が目的の国家なのだ。そんな話はコミックや映画の中ばかりじゃない、リアルに存在している。

 日本の論壇やマスコミは、パレスチナ人は弱い存在だから”善”、イスラエルは強い存在だから”悪”と簡単に分けて片付ける。善悪は強弱で決まるものではない。

 イスラエルの立場は、明日の日本のそれかもです。


2026年4月15日水曜日

休題 その六百二十九


 

 久し振りに妻と貧乏旅行へ出掛けた。来月以降は旅行どころじゃなくなる可能性があるので湯河原で二泊、貧乏人にしては張り込んだでしょうが。

 一泊目は千代田荘、二泊目は大滝ホテルで上の写真は大滝ホテルの内風呂。大滝ホテルは古い宿だが、七つの源泉を持つので風呂が広い。かつ、広い壁面からザーザーとお湯が流れて滝の様、大滝ホテルの名に恥じない。湯船の底に黒い石が敷き詰めてあるのを、妻は黒いペンキを塗ってあるのが嫌いだとか言う。黒い石だと説明するのだが半信半疑の様子、ダメだこりゃあw

 中日は駅迄歩いてデニーズで昼飯。何でデニーズ?尤もな疑問だが、温泉地なので蕎麦屋は皆高いの。本当は蕎麦が良いのだが、夕飯を考えると軽く済ませたい。それでデニーズになった訳だ。

 千代田壮から歩いて五分一寸とで湯河原町立美術館がある。昔に妻と入って、中々良い美樹館だったので再訪した。平松礼二美術館と言っても良いほど、平松礼二作品中心の展示になっていた。それで初めて平松礼二なる人物を知ったが、日本画の名人(?他の言い方を知らないので)で、日本画的洋画(?)が素晴らしい。和洋折衷ってとこですな。

 二泊すると多少は旅をした気がするもんで、たとえ近くの湯河原でもそうなのだ。尤も、北陸や山陰へ出掛けたら二泊じゃ間に合わないか。最低三泊はしないと、唯汽車の旅になっちまうです。

 旅館の食事はあたしには多過ぎる。食が細くなったんですなあ。それが二泊だから多くを残すので勿体無い事この上なしだが、致し方ない。妻は頑張って食べているが、念の為に胃薬を持って行ってるのが面白い。ざっと見て、あたしの倍近くは平らげている。人間食べられるうちが花、良い事である。

 又旅行に出掛けられる様になれば良いんですがね。