日本で一番人気の山と言えば、高尾山なんですよ、これがさあ。年間三百万人の登山客が訪れるとヤフーニュースで書いているが、登山客じゃないだろうがよ。ほんの少しは登山者もいるだろうが、殆どは観光客だろう。
標高は599m、あたしのかってのリハの山(高取山)より少々高い。一応立派な低山に分類される。で、遭難者数も日本一なのだ。令和六年だから一寸と古いデーターだが、一年で百三十一人(!)の遭難者を出している。同年の富士山で八十三人、穂高連峰で六十六人だから、堂々の(?)トップである。
まあ当然でしょう、山の様に観光客が押し寄せるんだから事故も多くなる筈だ。丹沢では大山が一番遭難者が多い事と同根である。大山は一応中級山岳なんだが、ロープウエイがある為、観光客が多いと言う共通点がある。中には頂上を目指す人達もいて当然だ。何せ頂上迄一時間半しか掛からないんだから。折
角だから頂上へ行って見ようと思っても、極自然な反応だろう。
処がその一時間半がモロ山道なの。観光客は当然乍ら、ハイカーだって舐めて来ると「こりゃキツいわ!」になる。山歩きに無縁な人なら、即歩行困難に陥る。その場合は未だ良い、その侭引き返すから無事に済む。下手に体力があって登頂できると、下りで動けなくなる。登れても下れないもんだとは、何度も書きましたね。
高尾山はもっと凄い。スニーカーは良い方、サンダル履きで山道を下っているケースもあると言う。高尾山山頂は舗装されているが、麓からの道は山道である。舗装なんてされてない。舗装されていても急な傾斜が続くのだから、まあ関係ないでしょう。
下ろうとするとロープウエイもゴンドラも長蛇の列、よし、歩いて下るか、と歩き出すから悲劇が始まる。とは言っても命に関わらないのが、他の山域と全く違った利点ですね。



