2026年9月28日月曜日

休題 その六百五十一

 


 ラベルは「井上尚弥」だが、弟の井上拓真の事です。昨日、那須川天心と二度目の対戦が行われた、あたしは早寝なので、今朝ユーチューブで観戦した。一度目は拓真選手の勝ち、それぞれが一戦を挟んで再戦だった。十ヵ月振りになる。

 あたしが様なド素人が見ても、二人共速過ぎて動きが分からない。そのうちスローを入れた解説動画が上がるだろうから、それで分かるしかないですな。情けない爺さんですw

 元世界チャンピオン達がどっと感想をアップした。それを見ると通常に拓真チャンプが勝っているという意見が殆どだ。スピードもテクニックも圧倒していると言う。速さが売りの天心選手が遅く見えた程だ、と。

 唯一つの番狂わせが、7ラウンドにワンツーをモロに食って拓真チャンプがダウンした事。高度な攻め合いが終わった瞬間、拓真チャンプはフと笑顔になった。とたんにパンチを叩きこまれた。一瞬の油断だと指摘されている。そこが兄に及ばない処かなあ。これで流れが変わるかと皆思ったそうだ。処が至極冷静に残り時間を捌いて、反撃までしたのだから天心選手が付け入る隙はなかったって事。

 その後のラウンドはチャンプが押し続けて、判定勝ちって結果だ。天心選手は泣き乍らの退場となった。気の毒ではあるが勝負の世界、続けて負ける時もある。

 問題なのは後のインタビューが醜悪極まりなかった事。「負けた気はしていない」「勝っていると思ってた」「(試合には勝ったが)ボクシングで負けた」。最期の台詞のカッコはあたしの想像を書いた。

 ボクシングの試合だろう?ボクシングで勝たないで、一体何で勝つんだ? 敗因を考えていない。ダウンを取ったのに何故負けた、との恨み節だ。ダウンを取ったのに何故勝てなかった、と考えなけりゃ明日はない。並みのボクサーじゃないのだ、負けを認めて初めて次のステップへ進めるのですぞ。

2026年9月25日金曜日

閑話番外 その二百二

 


 昔のアルバム(写真屋が現像してくれる奴)を久し振りに見たら、何とシダンゴ山から玄倉へ歩いたのが出て来た。シダンゴ山に初めて登ったのは四十五歳位の時で、付近周遊と思っていたが、四十歳の時に秦野峠へ出て伊勢沢ノ頭へ登り、東北の尾根を山神峠を通過して玄倉林道へ下っていたのだ。

 全く記憶になかった。それにしても変なコースである。尤も変な所を歩くのが当時の趣味だったのだからこんなもんか。シダンゴ山から秦野峠へはどうにか路を拾えたらしい。峠から伊勢沢ノ頭が藪漕ぎで苦労した、となっている。一面の茅との写真があるので、茅と漕ぎだったのだろう。当時の雨山山稜は茅とで、路も不明瞭だった。

 伊勢沢ノ頭からの尾根は、今の地図でも破線コースで危険マーク付きだが、当時も破線だったと記憶している。そんなとこ一体誰が通るんだ?あたしみたいな変な奴かなw まともな人なら、そんなコースに用はない筈だ。昔から荒れたルートなんだしね。

 案の定、山神峠から林道間は荒廃していたとある。崩壊箇所を巻くのは意外と大変なのだ。ロープ一本張ってある訳もなく(当たり前だ、変なルートなんだから)、結構冷や冷やさせられる。まあ、若かったから何て事なかっただろうが、今だったら大苦労する。その前に行けないか。

 数年前にシダンゴ山から高松山へ歩いて、これでシダンゴ山と秦野峠へトレースができたと思っていたが、とっくにトレース済だった訳だ。山の記憶は完璧、と思っていた時でさえ落ちている記憶がある。前の冬の千丈岳と同じです。今じゃどうなってるやら。

 玄倉でバスを一時間待ってる間に、リュックの中迄冷え切った、とある。三月の事だから無理もない。玄倉のバス停には飲み屋もないし、あれば一杯やってられるんだけどね。

 改めて変な路を繋いでいるのに我ながら驚いたです。

2026年9月22日火曜日

閑話 その五百五十二

 


 富士山の開山期間は7月一日から九月十日だ。今年の開山中の静岡県側遭難者は六十三人、死者は五人だった。悪天候でも登る”強行登山者”の増加が事故を増やしている、と記事にはある。

 あたしは富士山に登った事はない。3000mで他に登ってないのは御嶽山だ。どちらも機会がなかったのと、何となく行く気がしなかったからです。観光地っぽく感じて。

 多分遭難者達も行列で富士山を登る写真を見て、観光地気分で登れると思ったのかも知れない。飛んでもない勘違いだ。日本一の高山だ、空気はやや薄いし、高山病にも掛かるし、天候が崩れれば自然の猛威に直面させられる。吹かれれば立ってられないだろう。誰でも~登れる~♪って山じゃない!

 山梨県は、来年度から閉山中登山の遭難救助の県防災ヘリを原則有料化の検討を始めた。閉山期の登山者に「富士登山届出制度」を法令化し、届出なしの遭難者は有料、届出があった場合は装備や計画、保険など県の定める基準を満たしているかや、届出の内容通りに行動したかの内容を専門家の知見を含めて判断、費用の減免を検討すると言う。

 未定だが是非実行して欲しい。ヘリ一回飛ばせば百万円ですぞ。何で山梨県民が負担しなければならないのだ。人命は尊い、だったら先ず自分で尊ぶべきだ。計画書もなしで他人に自分の命を丸投げなんて。許すべきではない、とあたしは考える。せめて費用位は負担すべきでしょう。

 静岡県はその法案を見送るらしい。加わって欲しい処だね。それと閉山期が対象だが、一年中で良いのではないかい。”強行登山”の諸君も懐に直に響くと知れば、慎重にもなるでしょうが。尤も、開山中は人が押し寄せるので、計画書がどうたら言ってる間はない。入口で時間や装備を点検、駄目を出したのに行く諸君に適用でどうでしょうかね。それと救助隊の費用の負担もお願いしたい。救助隊員は命懸けなんですよ。