2025年1月29日水曜日

休題 その五百六十三

 

 京都アニメーション放火殺人事件の犯人(ウィキペディアでは実名を出すなとなっている。何で?青葉真司って皆知ってるのに)が控訴取り下げをしたので死刑が確定した。

 先ず、控訴していたのに驚いた。三十六人も殺しておいて死刑は嫌だ、何とか助けて下さいってか? 尤も控訴は本人の意思で行うが、本人の意思が明確でない場合は弁護士が控訴しておく事もあるらしい。後で控訴したかったのにと言われ、責任問題になるのを避ける為だと聞いた。この件もそれかも。

 トップアニメーターを大勢焼き殺したのだ、遺族は唯の死刑ではなく、火炙りにしてやりたいだろう。あ、これは遺族ではなくあたしの思いだった。遺族の方々、済みません。

 日本の刑法は甘い。三人殺さなければ死刑にならないって何なの? 世間知らずの裁判官と世間の感覚の乖離が激しいので裁判員制度が造られた。それでも最高裁で覆させられる事がある。じゃあ裁判員の命を削る苦労は無意味だって事か。最高裁判事を簡単に弾劾する法律が欲しい。総選挙の時に×をつけるなんて全く無意味な決め事だ、誰が名前を覚えてるってんだよ!

 精神に異常があれば罪を問わない。何て人権意識のない奴と思われるだろうが、あたしは人を殺す様な精神に異常を持つ人間は、死刑にすべきだと思っている。又殺すかも知れないから。その又殺した相手が政治家や裁判官や弁護士の家族(或いは本人)なら文句はない。何で政治家も? 法律を正さないから。それでも精神に異常がある人間を守りたければ、一般社会に出さない様にはするべきだ。当たり前でしょう、正常な人こそ守られるべきだからだ。人権を尊重するべき相手を取り違えているのが、今の社会だと思っている。

 シナはインチキ国家で好きではないが、死刑判決が出れば直ぐに執行する。これは見習うべき点だと思います。

2025年1月26日日曜日

休題 その五百六十二


  一昨日に井上尚弥と韓国のキム・イェジュンの試合があった。豪州のサム・グッドマンとの試合だったが、サム・グッドマンが瞼を負傷したので急遽相手が変わった。去年の十二月二十四日に試合の予定だったのが、サムが負傷して延期、そして又同じ所を負傷したのだ。二度の延期はできない。僅か十日前にキムが試合を受けてくれたのだ。

 キムは日本人相手に七連勝、日本人キラーと呼ばれていた。でも団体十一位、格下と見られるのは仕方ない。それでも試合を受けてくれたのはキムにとってもビッグチャンスと言う事だ。試合は何が起こるか分からない。

 1ラウンドはお互い様子見、これは無理からぬ。お互いに想定外の相手なのだから。でも実力差はどう仕様もないものだ。2ラウンド3ラウンドと圧力を強める井上に、キムはどうしてもロープに追いやられる。それでも果敢に打って出て、綺麗なジャブ、カウンターフック、バシバシと連打、オーバーハンドと井上に当てたのは見事だ。残念乍ら井上には効かないのだが。

 キムは上体を巧く使って避け上手だった。井上のジャブも当たらない事が多く、ボデイ攻撃が一番効果があったのではないか。ボデイにパンチが当たるとドスッと音が響いた。4ラウンドでボデイを効かしたら、キムはグローブで「来い来い」と挑発した。井上はムッとしたと言う。それから連打を打ち込み、最後はワンツーでKOした。4ラウンド2分25秒であった。キムはコーナーで泣いた。

 リング上で勝利者インタビューが始まった。井上は延期したのにも関らず、会場に来てくれた観客に感謝し、急な試合を受けてくれたキムにも感謝した。そこでキムが退場して行くと会場から大きな拍手が起きた。インタビューも中断され、井上も大きな拍手を送っていた。キムへの感謝を全員が表していた。後味がとても良い試合でした。

2025年1月23日木曜日

閑話 その四百七十六


  神奈川県は全国第四位の遭難者数だそうだ。箱根で遭難は極めて珍しいので、ほぼ全てが丹沢の事故だろう。中級山岳なのに奥深いので、一つ間違えると遭難になる。

 珍しい所での事故を見つけた。二年前の一月二十九日、小草平尾根での事故である。三人で登山中の女性(66)が右斜面へ120mも滑落して亡くなった。登っていて右だから小草平沢へ落ちたと思われる。

 この尾根は植林帯も多く迷い易いので、道標も取り外されて好き者が通るだけになっている。二股から堀山の家へ一気に登れるが、二股への車乗り入れが禁止されてからは、上記の訳もあって廃道となった。そこを行ったのだから、この三人は結構な経験者と見て良いだろう。小草平沢へは斜面がキツいので、うっかり滑ってしまったのか。一月だ、道(と言っても不明瞭だが)が凍っていたのか。

 廃道になる前に下った事がある。その時も不明瞭だった。下りだと尚更迷い易いので、慎重に下った覚えがある。二股に車を停めてあったので後は楽に帰れた。今は殆どの林道が車両進入禁止なので、昔の様に楽はできない。丹沢の自然保護なので仕方ないです。

 この三人は大倉から一時間半も林道を歩いて二股へ、そして廃道へ踏み込んだのだ。あたしも同じ趣味を持つのでその気持ちは良く分かる。緊張とワクワク感と言えば近いかな。まあ、”好き者”と言えば一番正確で分かり易く、且つしっくりと来るですね。

 好き者でも一瞬の魔に見入られる事もある。いや、好き者こそ危ない橋を渡っているのだ。1mの尾根で滑落したとあるので、植林を抜けた狭い尾根があったのだろう。大昔に通ったので全く覚えはない。そこで滑ってバランスを崩した。矢張り凍っていたのか落ち葉が積もっていたのか。

 亡くなった方はお気の毒だが、冬の廃道は厳しい。未だあたしよりずっと若いのに。