里山すら出掛けなくなってしまったが、Yもそうなのだ。二月には高取山へ、三月には大山に登ったのが最後。Yの持病の痛風が出て、続いて膝が痛み出したのだ。Yは道なき尾根の下りで木の根に足を取られ、膝を起点に体を捩じって倒れた。もう一度、春山の下りで雪を膝迄踏み抜いて捩じって倒れた。依って両膝を痛めている。普通ならその場で歩けなくなるが、Yは異常に頑丈なので歩けたが、今になって古傷が傷んだ。
高取山は八時半のバスに乗る。だがYは常に七時には伊勢原に着く。幾ら何でも早すぎねえのけえ。彼は先ず箱根蕎麦で季節のセットメニューを食べる。例えば写真の、のどぐろ・ほたて・春菊天だ。それを大盛にする。加えてネギ増量(たっぷりあるのです)、おまけに竹輪天迄乗せる。もうどんぶりからはみ出しそうになるのだ。どうやらそれが楽しみで山に来ている節がある。
そしてトイレに入ってから、ドトールでコーヒーをゆっくりと飲む。するとあたしが現れるって寸法だ。山に来たんだか、食事とコーヒーを目当てに来たんだかw
それもできなくなって久しい。歳と共に何かと故障が起きる。僅かな人だけが、故障なしの生活を送れる。偉く恵まれた人である。
Yの膝の靭帯は相当の打撃を受けている筈だ。あたしは捻挫を殆どした事がないが、Yもそうだ。歩き方がどうのって話ではなく、捻挫しにくい体質だと思う。でも、本気に捻ると打撃は残るのでしょう。特に膝はね。
Yの大きなテントが懐かしい。二人でごろごろしても充分余裕があるのだ。そして煙草は吸い放題!表の喫煙所でお願いします、なんて言われないのだ。とても嬉しいじゃないですか。え、そんな事ないって? ふん、Yのテントに招待してやんないよー。
そのうちに膝の痛みも治まるだろう。大倉高原キャンプ場にでも行くつもりなんです。


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