2024年10月13日日曜日

閑話番外 その百六十六

 


 自分が山にいけないので次女の話ばかりになっちまう。飯豊山に行くと妻にメールがあった。山形の県境迄行くのけえ。先月は鳥海山に行ったのだから、これまた山形かあ。先々月は赤石岳から荒川三山、これも遠いし、且つ偉く長丁場だ。

 遠い山が好きな娘(って歳でもない)である。あたしなぞ、せっせと登ってた頃だって本格的山は年に三回、多くて四回だ。南北中央アルプス、八ヶ岳、上越と範囲を決めていたので、東北の山なんざあ行った事もない。

 行き帰りが長いでしょうが。あたしは物臭なもんで、そんな面倒は御免だぜ、ってなっちまうんですよ。だもんで、北アルプスも立山連峰には縁遠い。だって、凄く遠いから。

 次女は毎月の様に遠い山へ行く。冬になってもペースは変わらない。あたしの様に丹沢中心の人間の方がずーーっとやり易いと思うのだが。え、それじゃ夢がない? 何を仰るウサギさん、丹沢にもたっぷり夢があるの!

 尤も、遠い山にも憧れに似た気持ちはある。”山旅”って言葉は今は死語かな?その山旅は、矢張り近い山では味わえない。東北とか北陸とか九州とかになります。

 憧れに似た気持ちであって、もしも元気であっても決して行く事はない(キッパリ)。だって面倒っちいんだもん。行くのも帰るのも。あたしゃあダメな奴ですなあ。

 毎月確りした山に行く、これもあたしには無理である。第一、予算がパンクする。そして行き方を決めて、帰り方を決める。帰りの切符は買えない。状況がどう変わるか分からないから。帰りの切符に縛られて、無理したあげくに遭難、ってたまにあった。そんな面倒は、やなこってす。……とことんダメな奴ですなあ。

 面倒にも思わず、毎月の様に遠い山へ出掛ける次女は凄い。それもテントを背負って。もう中級者と認めましょう。

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