ラベルは「遭難」だが、事故の話です。
TVでも報じられたらしいので御存じの方も多いと思うが、十一日に堀山の家から火が出て小屋は全焼、付近にも火が回り山火事となり、強風の為消火活動に手間取り、それでも十三日には消火できて良かったです。
当たり前だが、バカ尾根は通行禁止、完全消火確認後に禁止解除となる。正月過ぎは割と入山者が減るとは言え、塔の小屋には痛手だろう。それよっか、堀山の家がなくなったのだから、経営者は泣くに泣けないだろう。大変に気の毒だが、死傷者がなくて良かった。
堀山の家は大倉から一時間半程登って、丁度疲れて来た頃に着く。あたしが塔に登っていた頃は(完全に過去形になりましたw)最初の休憩場所だった。小屋の前に幾つもベンチがあるので助かる。
昔々は堀山の家前に「ここからがバカ尾根」と書かれた看板があった。今迄はアブローチって事。確かにその先が厳しくなる。従って丁度良い場所にあった小屋なのだ。土日祝しか営業してないが、一泊二食で四千円は安い。泊まった事はないが休憩はした。甘酒と日本酒(ワンカップ)を頼んで混ぜて飲んだが、実に美味しいし温まるですよ。値段は里での販売価格の倍と明記されていた。全て担ぎ上げるのだから、良心的である。
これからどうするのだろう。再建できるのだろうか。担ぎ上げて小屋を建てるには幾ら掛かるか知らないが、半端な額ではないだろう。個人には不可能なら、もう小草平に小屋はなくなる。県が乗り出す程の重要地点でもないし。蛭は小屋がなければ遭難者が出る恐れがあるので、県が小屋を建て直した。現に当時の小屋番のR氏からは、何人も救助した話を聞いた。そして、遭難寸前の有様で小屋に辿り着いた多くの人達の話も。バカ尾根ではそこ迄の重要性はないですなあ。
良い小屋でしたが、さようなら、堀山の家。


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