前々章の湯河原旅行の帰りに、海老名で下車して「鬼滅の刃」を観た。毎週トップが二位に下がったので、もう混んでないと思ったので。当たり、三十人弱の入りだった。
確かに、こりゃあ凄いと引き込まれた。どんだけ手間と時間を掛けたんだ。画面の綺麗さ、動きの見事さ、無限城の名に恥じない奥深さ、炎と水の躍動感、二時間半ひたすら見入ってしまった。
所詮「鬼滅の刃」なのだが、世界的に大ヒットするだけの造りである。妻も冒頭の無限城の描写で涙が出た、と言う。そこはCGなのだが、手書きの人物が綺麗に嵌っている。職人技の極地と言うべきだろう。
帰ってから色んな解説を見た。成程、と思わされたのはハリウッドとの違いを解説したユーチューブだった。曰く、ハリウッドは作品を商品として扱う。当たれば続編、続々編、続々々編、と擦り切れる迄使い切る。確かに!マーベルのヒーロー達だって、ターミネーターだって、エイリアンだって、スターウォーズだって、ジュラシックパークだって、最後はボロボロになってしまうのだ。作品に愛情がないのかな。
「鬼滅の刃」はちゃんと終わる。無限城編は最終章を三話に分けたうちの最初だ。物語は終わりがあるから美しくも儚い。花や人と同じ事だ。何時迄も咲いてる花や、何時迄も生きてる人は気味が悪い。その塩梅が世界の人達にも通用したのかな。
妻が音楽も凄く良かったと言う。音楽?え、音楽あったっけ?常にあったと言う。しまった、画面に集中して台詞以外の音は意識の外だったのだ。あたしは集中すると、そう言う事がままある。
もう一度観に行く事になりそうだ。何度も観ている人の投稿を読むと、毎回新しい発見があると言う。きっとあたしも見落としが一杯あるだろう。何せ情報がぎっしり詰まっているのだから。観てない方、お薦めです。


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