今年の初めから十月五日迄の、大山での遭難が伊勢原警察署から発表された。事故件数は三十二件(!)、事故者数は三十五名、死亡者は無しが救いだろう。
本坂、詰まり表参道で十七件、半数以上を占めているのは主ルートなので当然だろう。雷の尾根、詰まり山頂から見晴台への尾根で七件。梅の木尾根、大山南面の尾根で最近は整備された様だがマイナーなルート、そこで一件。以上は尾根筋で、疲労が十件、転倒が十一件だが皆下山時だ。下りに掛かると疲れも出て転倒し易くなる。結構危ないのです。
見晴台から下社への巻道で転倒が一件。日向林道でも転倒が一件。何と山頂で転倒が二件。どこでも転ぶ人はいるもんだ。不謹慎ですか?済みません。
大山沢で道迷い(変な言葉)で滑落が一件。七十六歳男性なので沢登りとは思えない。でも、迷い込む沢じゃないから沢登りだったのかな。沢登りで迷うってのも変だなあ。
女坂で疲労一件。男坂で疲労一件、滑落一件。男坂の下りで滑落!下手すると命に係わる場所だが、男性(73)は軽傷で済んだのは目出度い。
三十代の女性が二人転倒した以外は、五十代以上だ。最高齢は八十七歳男性で下山中の転倒。こちらも軽傷で済んで良かった。
丸で年寄りが大山に登って、転んだり滑ったり、疲れて動けなくなったりした記録である。その度に出動する救助隊員の皆さん、本当にご苦労様です。
ケーブルカーはあるし、小田急はせっせと宣伝に努めるし、案内書では初心者コースだし、観光の延長で山頂を目指すのも無理からぬ。処がどっこい、下社から山頂のたった一時間半が中々の曲者なのだ。意外とキツくて歩き辛い。観光客が登れば動けなくなるのも尤もである。大山は確かに初心者コースだが、観光客向けではない”山”なのです。

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