Yが山登りなぞ全く無理になったので、彼が二つ持ってる夏用シェラフのうちの一つを譲ってくれと頼んだら、くれると言う。特価で二つ纏めて買ったからで、山道具を安価購入するYの面目躍如だ。有難く頂戴しました。
あたしの冬用シェラフ”天山”は四十年使っている。流石に保温力は落ち、布も痛んで一寸と引っ張ると裂ける。裂け目から見えたダウンは丸まっていた。顔回りだけだけど、もうダウンではなくなった。他の部分もダウンらしい形はしているが、機能はきっとガタ落ちだろう。寒くて当たり前です。
もう本格的冬用シェラフなんて使う事もなかろう。万が一にでも雪山に行けたら、夏用を二つ重ねて使えば宜しい。Yから貰ったのもあたしの持ってるのも、極薄いダウンである。重ねても”天山”の半分かな。でも、色々と着込めば何とかなるだろう。
Yは袋に入れたシェラフを渡してくれた。凄く小さくて驚いた。直径15Cm、長さ20Cmと言った処だろう。あたしは袋は直ぐ捨ててしまうので、きちんと詰めた事はない。偉くアバウトな奴なのだ。え、知ってるって? そりゃそうでしょうねw
何せテントを買ってもフライは直ぐに捨ててしまう。一寸とでも面倒は御免だぜ、って思想なんですなあ。フライなしだと、雨の日に入り口を開けると雨が入る。当たり前です。だから何さ、って考えだった訳です。今のテントはちゃんとフライもある。年と共に多少はまともになって来たんでしょう。
もう一つ夏用を、これは未だ春山へ登ろうと言うスケベ心が見え見えだ。去年、あんなに登れない自分に驚いたのに未だ懲りないらしい。雪の急斜面を、ザックを背負って碌に登れなかったのにねえ。喉元過ぎれば熱さ忘れる、頑張ればできる気になっちまうんで。
これで長年冬山、春山を共にした”天山”とはお別れである。本当にご苦労様でした。

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