2025年8月6日水曜日

休題 その五百八十七

 

 長らく”武器輸出三原則”と言う社民党・共産党好みの原則があって、日本製の武器は輸出できなかった。主力兵器は国産で行きたいが、輸出ができない為に自衛隊が使用するだけしか造れない。為に一品の価格がベラ高になってしまう。メーカーも頑張って開発しても、製造数は僅かで儲からない。手間ばかりのお荷物なのだが、国の為に頑張っている。

 やっと三原則が緩んで輸出も条件付きだがOKとなったが、販売実績と戦闘実績がないので全然売れない。元々が輸出を織り込んでいないので、高価格なのもいかんですなあ。

 オーストラリアから「もがみ型」護衛艦をベースにした護衛艦を共同開発してくれと言って来た。「もがみ型」とは上の写真の斬新な艦で、3900tのステレス艦、乗員は九十名と従来の半分近くで済む。海自が十二隻持つもので、既に十一隻が造られている。

 「もがみ型」の向上型が欲しいと言う訳だが碌に造艦能力もないのだから、日本で何隻か造って残りは技術指導してオーストラリアで造りたいって事だろう。あ、注文は十一隻です。

 纏まれば初めての大型案件だ。ドイツと競っていたらしいが、艦に関してはドイツは敵にもなるまい。尤も、潜水艦の引き合いがあった時はフランスに競り負けて、結局フランスも広げた大風呂敷をどうにもできず、アメリカ製になったと言うバカ話があるので、決まる迄は油断はできないけどね。

 日本製兵器をどんどん輸出すべきだ。メーカーも開発し甲斐があるってもんだ。それに自衛隊への納入価格もぐんと下がる。他国に売れなければダメなんだけど。その分他国のニーズに合わせた改良を加えて、より機能的な兵器になるだろう。国内で纏まっていちゃあ、世界の趨勢から遅れるばかりだ。

 戦闘爆撃機、戦車、自走砲、潜水艦、対空ミサイル、対戦車ミサイル、知られていない世界最高水準の技術を生かしましょうよ。

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