2025年8月17日日曜日

閑話番外 その百七十八

 


 今日でお盆休みも終わりである。あたしには全く無関係なんだけどねw 現役時代は違った、夏山真っ最中に纏まった休みが取れるんだから。今年はここ、来年はあそこと、南北中央アルプス、八ヶ岳、奥秩父を歩いた。天候が今一の時は丹沢である。上の写真は借り物です。

 主に歩いた時代が三十代から六十代。三十代迄は未だ登山ブームの名残があったが、後はブームの谷間で山は空いていた。今は小屋は勿論、テント場迄予約が必要だ。早く申し込まないと一杯になって断られる。嗚呼、何て恐ろしい話だ。

 ブームの谷間では予約なんて考えもしなかった。小屋に入って「素泊まりです」とか「幕営一人です」とか申告すれば済んだ。まあ、一部を除いて予約の方法もなかったんだけどね。登山者の絶対数が少なかったから可能だったのだ。その代わり乗る人が減ったバス路線は維持不能となり、次々と廃線になった。

 入山、下山には不便だったが、山も小屋もテント場も空いてる良い時代に歩けた、と感謝である。今は有名な山は行列状態、何と冬でもだ! おら そんな山~やだ~

 三十代はブームの名残があった、と書いたが、どこも鮨詰めを覚悟しなければならなかった。名高い稜線は人が続いた。でも、交通機関には恵まれていた。

 多少不便でも空いた山が良いなあ。遠くにパーティが行くのが見える、って位が良いじゃないですか。森林限界を越えた夏山を満喫できる。うじゃうじゃ人がいたら、折角高山に登った甲斐がないってもんだ。

 ピークに登っても誰もいないのも又寂しいから、四、五人は休んでいるのが宜しい。え、贅沢言うなって? 御尤も! でもその位は許してちょーよ。青空の下、雄大な景色を一人で見るのも一寸と寂しいでしょうが。一言二言は言葉を交わしたいですよ。

 夏山よ、又会いたいが無理ですなあ。

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