2025年3月18日火曜日

休題 その五百七十一

 


 井上尚弥が対戦相手から逃げられて、別のランク下のボクサーと戦う事になった。前回は逃げられたのではなく、相手の負傷なので仕方ない。今回は団体一位のピカソだったが、陣営から辞退された。本人はやりたかったらしいが、父親が猛反対したらしい。

 ピカソはメキシコの名門校の医学部学生だ。ボクシングしかない若者ではなく、ボクシングもある若者なのだ。頭を使う職業が待っている。尚弥にぶん殴られて頭が悪くなったら一大事だ。どうせ尚弥はフェザー級に上がるから、空位になったチャンピオンを狙おう。理には適ってるが、その時は中谷潤人が上がって来るからそうはいかないだろうねw

 又、井上尚弥は弱い奴とばかりやってる、と外国メディアが書き立てるのか。フルトンはタパレスは弱い奴だったか?ネリは?皆世界チャンピオン(ネリは元)だぞ。皆さん尚弥を相手にすると弱くなってしまうのだよ。

 嫌でもフェザー級に上げる事になる。最初に当たるのがニック・ボールだと見られている。つい先日ドヘニーに十回TKO勝利をした。二十八才、身長157cm、尚弥より8cmも小さい。ずんぐりむっくりの見本である。

 ドヘニーとの試合を見たが、前に飛び出る”突貫小僧”だが、ディフェンスは確りしている。身体ごとぶつかってバンバン手を出す。ドヘニーは前半は足を使ってそこそこ巧くやっていたが、後半疲労してからは追い詰められては打たれる展開になった。そして試合放棄。もうやってられなかったのだ。

 ずんぐりむっくりは体幹が強い。強い登山者は小柄でがっちりが多い。接近を許して捕まると厄介な相手だろう。そうは言えですよ、井上尚弥はドヘニーではない。華麗な足さばきでニックの接近を許すまい。そして的確なジャブ、簡単に中には入れっこない筈だ。

 何があるか分からないのが勝負の世界。皆さん尚弥の勝ちと言うが、あたしゃあ一抹の不安はあるんですよねえ。杞憂だろうけど。

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