以前次女が千丈岳に出掛けると書いたが、天候が悪くて中止にした。改めて十四日の夜に出発、十五、十六の二日で登頂して来た。登頂日は快晴だったそうで目出度い。
東に延びる尾根は”地蔵尾根”と呼ぶそうで、アップダウンもあって人に依っては”地獄尾根”とも呼ぶ。恐ろしいですなあ、良くぞ登ったものだ。
森林限界を超えて稜線へ出る場所が長い急登になる。”地獄尾根”の核心部だ。そこで間違えてトラバースで正規の場所に出、十五時になったので幕営にした。本来なら千丈小屋の冬季小屋使用だが、ファーストビバークですな。幕営具を背負っていて良かった。ガスも出て来て雪も降り始めたと言うから、タイミングは上等だった。
一晩、風と雪に脅かされたが、朝には上がった。そこがラッキーである。あたしなんかと天気運が違う。
「今迄の冬山で最高!」と言う。そうでしょうとも、3000mの快晴だ。八ヶ岳とはスケールが違う展望、南アルプスの山々は大きいのだ。そして遥か彼方に続く。
北岳と富士山が特にお気に召した様だ。甲斐駒が下に見えた、と興奮するが、甲斐駒は三千弱なので当然なんだけどね。あたしの冬の千丈岳はガスと風、何にも見えずに寒いだけだった。夏と秋の景色は知っているが、冬の景色は知らないのだ、えっへん。
上りが大変な尾根は下りも大変だ。せっせと下ってくたびれ果てたと言う。累積標高差2547mだから、バカ尾根二つ分以上ある。そりゃあ疲れるよ。良くぞ歩いた、と言いたい。真っ白な雷鳥が横を歩いていたそうだ。
帰って来ても筋肉痛はないと言う。あたしはどうだったかなあ。多少はあったと思うのだが。今年に入ってから、焼岳、硫黄から赤岳の縦走、塔ピストンと頑張っているので、強くなっているのだろう。羨ましいです。




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