2024年8月11日日曜日

休題 その五百三十八

 


 二日過ぎてしまったです、長崎の原爆投下日は九日でした。イスラエルは招かずにパレスチナ代表は招待したので、G7の駐日大使は全員代理を出してボイコット、これは微妙過ぎるので触れずにおこう。

 長崎市長の挨拶に「核保有国と核の傘の下にいる国の指導者の皆さん。核兵器が存在すが故に、人類への脅威が一段と高まっている現実を直視し、核兵器廃絶に向け大きく舵を切るべきです」とあった。正論である。残念乍らできない正論である。

 核保有国が核兵器を手放せば、仮想敵国に対抗する手段を失う。だから、理性を持って一斉に核を放棄すれば良い、との考えがあろうが、誰もそうはしない。相手を信用できないからだ。

 核の傘の下にいる国の指導者も市長の語り掛ける相手なので、日本政府も該当者だ。日本の隣国は、ロシア、シナ、北朝鮮、何とした事、三ヵ国共立派なヤクザ国家で核兵器も確りと保持している。そしてロケットは日本にもずらーっと向けられている。

 日本に核に依る恫喝がないのは、日本がアメリカの核の傘の下にいるからだ。その下から出たら一発で恫喝されるのが現実だ。現実を直視すべきなのは長崎市長ではないか。

 長崎原爆の日のヤフコメに「ロシア・ウクライナ戦争で核兵器が使われないのは、核兵器廃絶の訴えが届いているからだ」と投稿があった。お花畑とはこういう人かと、呆れ返って笑ってしまった。それに対するコメントは一つのみで「NATOの核に依る反撃が怖いので使えないのです」。

 それで全てである。核兵器を封じるには核兵器しかない。嫌な渡世ですなあ。嫌でもそれが世界のリアルである。

 今の処唯一の被爆国の日本がやる事は、不可能な事を述べ続けるのではなく、核攻撃を受けても国民の被害を最小限にする事では。シェルターと迎撃ミサイルだろうかと。

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