もう二十年にはなるだろうか。熱海が寂れ果てて、海岸には閉まったホテルが並び、裏路地はシャッター街となったのは。誰もがもう熱海は終わったと思っただろう。
処がどっこい、未だ多少は廃墟が残るものの、熱海は見事に復活した。救いの神は温泉ブームでしょうかね。何てったって東京から近い。海の幸は目の前相模湾、豊富でない筈がない。鯵は日本一美味いのだ。因みに鰯が日本一美味いのは若狭湾と言われている。どうでも良い事、失礼!
その熱海に妻と一泊で行って来て、昨日帰りました。安い宿が我々の宿なのだが、コロナ後一斉に値上がりして、一万円以下はまずない。どんな貧しい旅行をしてるんだとお思いだろうが、年金暮らしはそんなもんなんです。値段が上がるのも無理はない。人件費は確実に上がっている。食材も電気も。旅行業界がデフレからおさらばしつつあるのだろう。
大分山に登った所にあるホテルだったので、展望は抜群だった。湯量はこの間朋友達と行ったホテル程はなかったが、そんなんでも充分なのだ。湯量にも建物にも拘らないのがあたしの良い処(?)だ。
妻と旅行に行く時は真っすぐ行って真っすぐ帰って来る。特に寄る所もないから。帰りには夕食用にサンドウィッチやデザートを買い込んで、その日の仕事を減らしておく。昼飯は息も帰りも箱根蕎麦じゃあ。え、ひどい旅行だって?そんなこたあない、身の丈にピッタリの旅行ですぞ。
前はツタヤに寄ってDVDを借りて帰った。今は帰ってから観る映画を、ネットフリックスであたしが選んでおく。昨日は「鬼滅の刃」二本と「ゼロ%からの奇跡」だったっけ、ジェイミー・フォックスとマイケル・B・ジョーダン出演の黒人裁判もの。この手の映画の多さから見ても、黒人差別の猛烈さが分かる。社会勉強にもなる夫婦旅行でした。


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