三年前に”山の高さ”と言うラベルで、国土地理院が測り直した結果、南アルプスの間ノ岳が3190mになって、第三位の奥穂高岳と同率三位になったと書いた。
処が奥穂高を計測したのは1,975年の昔で、三角点がないので航空写真からおおよその標高を計算しての数値だそうだ。間ノ岳は三角点があるので十年前に計測し直したのだ。上の奥穂の写真は無断借用です、済みません(ペコリ)。
あるユーチューバーが国土地理院に奥穂の本当の標高はどうかと問い合わせると、測ってみないと分からないとの返事、それなら自分で測ろうと決めたそうだ。
え、素人にそんな事できんのけえ?との声が聞こえる(様な気がする)が、GNSS(全球測位衛星システム)と言う機器があって、多分静止衛星を使って自分のいる高さを知る事ができる、のだろう。
そのユーチューバーは測量士を伴い登山ガイドを雇って、奥穂へ行った。偉いですなあ。登山ガイドを雇ったって事は、登山は殆どしてないと思われる。それなのに奥穂迄出向くとは。中々体力はある様で初日に涸沢迄入っている。二日目は奥穂だが、恐怖に耐え乍ら岩稜を登ったとあるので、経験がないのに良くぞ頑張った。穂高連峰は一般ルートを登っても、初心者には恐怖なのです。
さて、ケルンの根元にGNSSを据え付けて(人工物のケルンは標高に含まれない)測定をした。これは測量士が行ったのだろう。結果標高3191.066m、間ノ岳を抜いた!測量士も「正規の方法で観測をしましたので、国土地理院に報告して良いと思います」と頼もしいお言葉だったそうだ。
帰ってから国土地理院に報告をすると「そのデーターは有効だと思いますので、参考情報とさせて頂きます」との返事。未だ順位変更にはなっていないが、そのうち変わるかもです。いやあ、大したユーチューバーだ。尤もあたしゃあ南アフアンなんで、間ノ岳が又四位に落ちるのは一寸と寂しい気もするですよ。


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