2024年7月21日日曜日

柄でも無い事 その八十八

 


 箱根蕎麦のお陰で我が家はしょっちゅう蕎麦を食べられる。情けない話には違いないが、普通の蕎麦屋にそうは行けない、高いじゃないですか。貧乏人には箱そばでっせ

 既述かと思うが(忘れてもうてのお)夏限定のメニュー、豆腐一丁蕎麦がある。冷やしぶっかけ蕎麦に豆腐が一丁乗ってるあれである。あたしは食べた事がないが、三十年続いているメニューなので、それなりの人気商品なのだろう。

 妻も買い物ついでに箱根蕎麦へ入る事が多い。町田には南口と北口にあるので、状況に合わせて利用できるのが嬉しい。妻は、夏は冷やし狸とほぼ決まっている。夏の特に暑い日は、来る客来る客冷やし狸なのに驚く程の人気である。冷やし狸にかき揚げのトッピングをした客がいたが、店員が間違いないか確認していた。そうでしょうね、揚げ玉にかき揚げじゃ、余りに似たもの同士だもんね。

 先日妻が「今日は豆腐一丁蕎麦を食べた」と仰る。えー、何と変なものを!と思ったが、数年前にも妻は豆腐一丁蕎麦を食べた事があった。ふーん、蕎麦と豆腐は何だか合うんだかどうなんだか、とか言っていたが結構お気に召していたんだ。揚げ玉も鰹節も入っているので、妻好みではあります。

 どうだったと聞くと「蕎麦と豆腐だった」と当たり前の事を言う。特に気に入った様子はなかった。でも、何年か経つと又注文するのかもですよ。

 他の駅蕎麦や立ち食いソバ(もう立ち食いは絶滅寸前、殆どが椅子席になりつつある)に入ると、その量の少なさに唖然とする。箱根蕎麦の半分と感じるが、六割位はあるんでしょうね。そして箱根蕎麦より高い。そしてそして、箱根蕎麦より不味い。

 あたし(妻も)は小田急沿線に住んでいて実に幸せだ。箱根蕎麦と言う選択肢があるのだから。幸せってそういうものです。え、情けないって? 身の丈に合ってるんですよ。

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