ラベルは”夏の楽しみ”なので、そりゃあ色々とある。特に高山は楽しみの宝庫だ。お花畑、うねうねと続く稜線、真っ青な空に入道雲、吹き渡る涼しい風。もう高山には縁がなくなっちまったかも知れないが、思い出だけはバッチリとあるのだ。
今回は高山に限らずに丹沢でも味わえる”夏の楽しみ”と参りましょう。え、虫に食われる話かって?それはもうやった。それにそんなに”楽しみ”でもないしぃ。
夕立なのだ。御存知の方も多いだろうが、山の夕立は十四時近辺からが発生時間となる。里より早い。十五時迄に行動を終えるのが山の鉄則なのは、日暮れ迄に余裕を持つ事と、夕立の襲来を警戒してだと思われる。
一天俄かにかき曇り、大粒の雨がポツ、ポツと来たと思ったら、突如土砂降りとなる。里の夕立の激しい奴が、山の標準だ。風がおまけに着く事も多い。
そんなのが楽しいのか?との疑問は尤もでありますなあ。楽しいには条件がある。山小屋に着いているか、テントを張り終わった後に限る。小屋に着く前や、テントを引っ張り出している時なら、あっという間にびしょびしょ、ちっとも楽しくなんてないやい。
小屋の窓から飛沫を上げて振る雨を眺める、結構贅沢な時間なんですぞ。飛沫に包まれて小屋を目指す登山者でもいようものなら、おーおーお気の毒に、と喜んじまう。ん、あたしゃあ相当人が悪いですなw
テントの中なら、ダーッという雨音を聞き乍ら、ああ良かったと一服つける。風が強い時はペンチレーターを確り締めないとびしょびしょになっちゃうけどね。
夕立だから暫くで降り止む。すると又晴れ上がって景色が現れる。洗い流された綺麗な景色だ。丹沢だと樹林が邪魔で、景色が楽しめる場所は限られるのが残念。でも、夕立後の涼しさは高山と変わりがないのですぞ。


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