結局諦めて出会いに戻り、右手のガレ尾根に取り付いた。うーん、私は決してガレ尾根が好きな訳では無いが、結果としてガレ尾根を登る運命なんですなあ(又々涙)
ギャップが無かったのは目出度いが、ガラガラ尾根の傾斜は、いや増すのみ。飛んでも無い高度感の中、両手両足で石を抑えて、崩さない様に這い登る。
高々(たかだか)丹沢で、飛んでも無い高度感なんて言ったら、普通笑われるだろう。チッチッチ、それが違うの。周りの環境なのだ。ダーッと壮大にガレ場が、しかも急斜面で(70度?)広がって居る中で恐怖感を感じないとしたら、其れこそ鈍感野郎なのだ。大体からして、手にも足にも、確かなものは一つも無いんだから!
Yなんか、腹迄使って摩擦を増やして居る。悪場を通過した時のYの腹は、常に泥塗れなのだ。無理からぬ事で有る。ま、「何で腹が汚れてるの?」とからかうんだけどね。
此の尾根は無事に登り切った。詰まりですね、結局は前の話の大日沢の詰め上げと、ほぼ似た所を登った訳だ。おーやだやだ。
木の又大日から塔の取り付き迄で左を見下ろせば、よーく分かって貰える筈だ。見るからに恐ろしげなあのガレ場を、登ったのだ。きっと、本当けえ!! と思うでしょう。何とそれが本当なのだ。
熟練の沢屋だって、やりたがらないに決まって居る。いや間違った、熟練の沢屋だからこそやらない、が正しい。自慢? 全く違う、おらあ情け無えんだよぉ(又々々涙)。

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