お次は単独の上越国境。何かに書いたのだが、忘れてもうただわい。まあ、ダブるけどお許し有れだよ~ん♪
三国峠から謙信尾根を下った。勿論春山、雪を蹴って下って行くのだ。気分は大いに宜しい。清水の部落へ下れば、蕎麦でも食べ乍らバスを待つばかりだ。湯沢駅では温泉にでも浸かるとすっかなあ。
そして気分爽快に尾根末端に着いたが、下る道が無い。雪だから道は隠れて居るのだが、其の下るに適する所が無いのだ。多分調子に乗って。トンチンカンな処へ出たのだ。
勿論ウロウロ探した、下降可能な地点を。でも、何故か無い。どっかに有っても良いのだが、全く無い。土の崖が有るのみ。僅か6m位のギャップで川原なのだ。うーん、こうなりゃ意を決するのみで有る。
既述で失礼。崖の真ん中近くに木が有る。良し、此処を下ろうじゃないか。20kg近いキスリングを背負ってでは有るが、無事に降りて見せるぞ! と気負った訳だ。と言うより、外に方法が無かったんだけどね。
どどっと、木には縋り付けた。其処からはたかだか4m強、木にぶら下がれば、落ちるのは2m強で有る。よし行くぞ、とぶら下がって手を放した。
どんと着地すると思いきや、ザックに引かれてもんどり打っちまっただよ。で、肩からぐにゃっと叩き付けられたお粗末。痛かったけれども、怪我が無かったのは若かったからだろう。今なら大怪我かも知れない。情けないけどそんなもんさ。
そうはヤバく無い話だったけえ? ま、下降出来ない時の怖さを書きたかったのだ。サブザイル一本で避けられるのだけどね。
