2024年5月25日土曜日

閑話 その四百五十


  今年のGW(ゴールデンウイーク)は無理すりゃ十連休、まあまあの天気だったお陰で(?)過去最多の遭難件数になった。遭難件数百八十件、死者十二名、負傷者九十二名、行方不明者三名、五十代以上で七割となった。長野県がトップ、北、中央アルプスに八ヶ岳があるので仕方ない。上の写真は無断拝借です(ペコリ)。

 滑落死九名、病死二名、不明一名となっている。病死と言うのが解せないが、年配者ならあり得るのだろう。北穂沢で五十代の女性が滑落死したが、あの急な雪で滑落したと思うとゾッとする。ストップは効かなかったのだろうか。転がったらストップは無理か。

 救助された事故の方が圧倒的に多いのだが、準備・装備不足が多いとある。例えば、奥穂のロバの耳で動けなくなった男性を救助したが、疲労と装備不足との発表だった。上級ルートでの装備不足って何だろう?蝶ヶ岳では男性二人が行動不能になり救助されたが、ピッケルもアイゼンも持っていなかった。GW北アルプスに来てはいけない人達だったのだ。酷い言い方だって?携帯を持ってなくて夜になれば命に関わるよ、どうせビバークの用意もないに決まってるんだから。それも酷い言い方?フン、正直で済みませんでしたね。

 遭難者の七割が登山届を出していなかった。GWの山を甘く見てる証拠だろう。夏山と同じ感覚で入山してるといか思えない。北アルプスは未だ雪山なのだ。中央や南もね。

 携帯の電波が通じる様になったのが原因の一つだろうか。登って見て、駄目だとなれば携帯で助けを呼べる、そんな気持ちはないと思いたいんだけどね。でも、そんな遭難がゴロゴロしている。

 既述だが、山は畏れる場所ではなくフィールドになったのだと思っている。トラックや公道の延長って事。いつでも町に戻れるって感覚だ。畏れを持たない登山は、古い人間には恐ろしく感じられるのです。

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