2024年10月22日火曜日

閑話番外 その百六十七

 


 山のユーチューバーが驚く程多い。中心は若者で、アルプスや八ヶ岳を中心に結構キツイ山登りを紹介している。これからそこへ行こうと言う人達には貴重な情報源だろう。昔々は「山と渓谷」や「岳人」のバックナンバーを古本屋で探して、お目当ての山の情報を得るしかなかった。特に積雪期の山はである。神田に山専門の古本屋があるので、よく通ったものだ。今は便利になりました。上の写真は冬の北岳、無断拝借失礼!

 自分がかって登った山に行く話だと、つい懐かしさで見てしまう。若者達は元気に登る。ん、爺さんのユーチューバーがいないな。メタボの初心者と称してる五十歳の男性が一番上かな。尤も彼は既に初心者ではないけどw

 一丁ここは、爺さん且つ喘息且つスベリ症のユーチューバーがひーひーもたもたする番組を造ったらどうだろうか。

 前にもそんな事を書きました。結論は、誰がそんなもん見るんじゃ、ボケ!だったかな。全くその通りなのだが、ユーチューバーが若者と中年ばかりって一寸と変でしょう。だって、七十代の登山者だって多いのだから。遭難騒ぎを起こすトップは七十代ですぞ。

 エリアは丹沢に限定する。低山が主にならざるを得ないが、主脈や主稜にも挑戦して見たいですよ。但し、一泊二日ではなく二泊三日でやる。畔ヶ丸や菰吊山や大室山も外せないなあ。南山や三国山や不老山も勿論ですよ。

 いやいや、夢は勝手に膨らんで行きます。そんなにしょっちゅう歩き回れるのかね。大体からして大室山を日帰りで歩けるのけえ、喘息持ちさんよ、五年前とは体力が違うんだがお分かりかなw

 そうなんです。体が付いて行けない。避難小屋がある山は泊りで行けば良いけど、ある程度の荷物になるので担げないだろう、スベリ症さんよw

 又もや泡みたいな夢を見てしまいました。

2024年10月19日土曜日

閑話 その四百六十四

 


 山に行けなくなった爺さんが向かう所、そう、弘法山でーす。チ、又かよ、って思われるのは尤もながら、あたしの体調も考えてやっておくんなせえよお。

 一月以上振りで里山へ、曇天なれど山は見える。登山口近くで四人連れの初老男性を抜く。うん、爺さんなら抜けるんだな。その自分も爺さんなのにねw

 曇り一時雨の予報で人出は少ない。権現山にも一パーティしかいない。一応リハのつもりなので少し急いでみる。矢張り登り(ったってほんの一寸と)の脚が重い。トットットとは行かない。下りも小走りを試みたが、小幅で不安定な足取り、パッパとは行かない。確実に衰えてますなあ。里山でも月に二回以上通うとそれなりの効果ありと認む、です。

 人は少ないとは言っても多少は擦れ違う。殆どが初老の人達。皆さんちゃんとしたハイキングスタイルである。あたしは普段着のズボンとTシャツ、地下足袋は穴が開いたので偽靴、古いサブザックを背に、ホームレスそのもののスタイル。まあ、何時もの事です。

 上の写真は弘法山を下ったあたりからの三ノ塔、その左の雲の罹ってるあたりが塔。鉄塔がこんなに賑やかだとは気付かなかった。お子ちゃま用カメラだもんでシャープには写らないが、軽くて大変に宜しいのだ。重いカメラなんか入れたら、サブザックが破れる。

 小さなアップダウンで息が切れる。初老様御用達のコースで丁度良いってこってす。喘息でスベリ症だもんねえ。もう塔にも登れないのかなあ。一度挑戦して見ようじゃないですか。この侭終わるのは余りにも残念。

 吾妻山を越え、階段をぴょんぴょん(ヨタヨタ?)下って、最後のアスファルトの坂を小走りに里に下りました。里湯は相変わらずアルコール販売なし。酒類自販機は撤去されていた。フッフッフ、そうだろう思って持参した焼酎をたっぷり飲みました。自分の身は自分で守らなくっちゃねえw

2024年10月16日水曜日

休題 その五百四十八

 

 一昨日、練馬混声合唱団のコンサートへ行った。演奏曲に筑後川があったので妻に声を掛けたら、行きたいと言う。で、二人で出掛けました。五十三回定期演奏会なので歴史ある合唱団で、水準は高い。高校のコーラス部の一期下の女性がメンバーなので、もう何回も聞きに行っている。妻と一緒は初めてである。

 練馬文化センターの大ホール、どんどん入場者が来て、席は埋まって行く。階は満席、二階にも客が入って行く。妻は「いつもこんなに人が入るの」と驚いている。五十二人のメンバーでこれだけの人を呼ぶには、一人当たり十人以上を集めなくてはならない。これって結構大変なんです。

 一曲目はモーツアルトのミサ曲、ソプラノ、アルト、テナー、ベースのソリストも団員が務める。四人共巧いが、特にソプラノが素晴らしかった。ベースは団長が務めたがこれも大したものだ。自分らでソリストを出せるなんて立派なものだ。

 二曲目が筑後川、休憩を挟んでイタリアの有名曲集。フニクリフニクラは先ず観客に歌わせる。その前に気分をほぐさせる為に、観客に和音を造らせる。発声練習も兼ねてだろう。巧い手順である。

 アンコールは何と、筑後川の終曲「河口」だった。意表を突く選曲だ。筑後川のメインと言うべき曲なので、とても受けた。あたしもすっかり喜んじゃいましたよ。筑後平野百万の 生活の幸を 祈りながら川は下る 有明の海へ ソプラノは貧血を起こすんじゃないかと思う程の高音なのだ。聴きごたえ充分な曲です。

 合唱のコンサートを聞くたび、あたしもやりたいなとの思いが込み上げて来る。町田にも混声合唱団は幾つもある。でも、練習は夜なんですよ。あたしは夜にすっかり弱くなったので、ダメなんです、トホホ。その癖その夜は寝付けないで困った。コーラスやりたい!ってアドレナリンが噴き出たんでしょうな。我乍ら哀れであります。