2024年12月21日土曜日

閑話 その四百七十

 


 本日東京は快晴、表日本(使っちゃいけなかったけ)も好天、明日もまあ好天の様だ。次女が今日明日で千丈岳へ登る。昔は戸台から凍った河原を歩いて、北沢峠へ登るしか方法がなかったが、今は西尾根から登るルートがあるのだそうで、あたしは古い人間ですな。

 上の写真は無許可の借り物で済みません。あたしが冬の千丈に登った時は唯々ガス、景色なんざ薬にしたくともない。ひたすら寒くて吹かれただけ、従って写真もへったくれもない。初めての単独冬山でした。思えば結構可哀そうなあたしですなあ。心掛けが悪いのかもです。

 あの時は北沢峠のテント場迄行かず、小屋の斜め前の林道にテントを張った。林道ったって雪の下だが、テント場へ行くのが面倒っちかったので、ついね。今思えば良くぞ小屋番に叱られなかったものだ。あ、正月は峠の小屋は営業していたのだ。一張り位良いかと大目に見てくれたのだろうか。

 次女は西尾根を登って今日中に千丈頂上近くの小屋へ登り、そこの冬季小屋で泊まって翌朝登頂、その侭下山予定だ。北沢峠経由ではどうしても二泊は必要になる。それで新ルートが開発されたのだろう。便利にはなるが、旧ルート沿いの小屋は営業できなくなるでしょうな。三伏峠もそうだった。車を使えばずっと楽に登れる新道ができて、旧来の麓の小屋は廃業寸前だった。

 夜行で発って山中一泊で冬の千丈に登れる。時代は変わるものである。その夜行だってバスで行くのだ。飯田線に乗り換えて何たらって面倒はない。良い時代になったと言うべきだろう。余りに手軽になった危険性は、一寸と感じはすれけど。

 北アルプスは今日の夕方から天気が崩れそうだ。南アルプスは北より表日本の天気に左右されるので、崩れはしないだろう。次女は多分冬の千丈岳の景色を見れるだろう。羨ましいですなあ。

2024年12月18日水曜日

休題 その五百五十七

 

 YとMとあたしでご苦労さん会の旅行をしたとは、随分前に書いた。今回は旅行ではなく飲み会、何せMに会うのは二年振り位になる。山に行けなくなったYとも滅多に会う事もなくなったので、先月久しぶりに飲もうと二人で新宿で会った。その時に見つけた西口の店が気に入ったので、そこへ行った。その店の事を書いた様な気がするが、忘れてもうた。

 Mは退職後二種免許を取った。じきに七十才なんだから今更タクシーでもあるまいし、まあ、取りたいのだろう。小型バイクの免許も取ったと言う。今更バイクで走り回る訳でもないだろうに、まあ、取りたいのだろう。

 Mは大型免許も持っている。取りたい免許を次々取れるのは、思えば立派なものだ。あたしなんぞは普通免許の仮免さえ二度も落ちた。偉く不器用なんです。その癖路上に出たらすーいすい、教官に「前に運転してました?」と聞かれた。百人に一人位、あたしみたいな人間がいるそうだ。どうでも良いですね。

 今Mは介護の仕事をしている。神社の役もあって、お祭りの神輿の担ぎ手がいなくて困っていたそうだ。九十九里浜だもんねえ、若者なんかそうはおるまい。前の役員達は一万円の日当で釣って人を集めたが、前払いしたので途中で抜けられて、最後は役員達だけで大苦労だったそうなw

 で、Mはそんなバカな事はやめて担ぎ手を募ろうと提案した。役場や駅や目立つ所に募集ポスターを張ったら、何と百人も応募があった。Mは前向きな良い提案をしますなあ。前の会社で重宝されたのも尤もだ。

 介護の仕事は何も教われずに始まり、おばちゃん達に「何やってんの!」と叱られ乍ら様子を掴み、今ではすっかり頼りにされる様になったと言う。うーん、並外れた頑張り屋であります。

 てな話をしながらゲラゲラ笑って、三時間以上があっと言う間に経ちました。古い友達とは良いものですなあ。

2024年12月15日日曜日

閑話 その四百六十九


  クッソーッ!!一時間三十七分だった、どうして七分の余計が付いて来んだよお!

 済みませんねえ、又どうしようもない里山の話なんで。前前章で弘法山から鶴巻温泉迄一時間三十七分かかった、以前の様に一時間三十分に挑戦してみよう、と書いた。早速やったです、十二日です。そしたら又もやピッタリ七分のオーバーって下らない話です。

 下りがモタついたから七分オーバーしたのではと分析して、今回は下りに頑張ってみた。ヨッタラヨッタラではなく、本人なりに極力急いだんだけど、矢張りヨッタラヨッタラと下る爺さんだったんでしょうなあ。

 大体からして下りになると、おー又か、と辛い感じが来る。詰まり、下りを急ぐのが辛いって事で、下りで使う筋肉も弱った。ヨッタラヨッタラでも辛いんじゃ、どもならん。そのうちにYの如くに下れなくなるって前兆だ。いかんですなあ。

 登りはそこそこできたかな。息切れが激しいのでセーブはしていた、喘息持ちの辛い処です。それでも初っ端の唯一とも言える登りでは、筋肉への負担も感じた。まあ当然か、何のトレーニングもしない喜寿の爺さんw

 相変わらず間抜けもやった。信号で対抗へ渡らなければならない。渡って渡る位置。歩行者信号が点滅してるので小走りで渡って、ふと左の塔から秦野峠への稜線がくっきりしているのに見とれた。左の信号は赤である。その信号が青に変わったら目の前を車が走る。直ぐに信号が青になったので渡れたのに、山を見ていて自分の信号は赤になっちまったと言うお粗末。これで三分近くはロスした。

 そんなドジは流石にもう踏まない(多分)から残りは四分。ダラダラ登りはもう少しピッチを上げられるだろう。稜線の平ももう一息頑張れるかな。下りは限界で、もっと頑張ると必ず転倒する。よーし、又挑戦じゃあ!

 里湯は湯気でモーモーだった。寒くなったのですよ。