2019年4月14日日曜日

休題 その二百五十一



 JR町田駅徒歩一分にヨドバシカメラがある。店舗は広い、どこ行ったら良いんだと思う位だ。
 小田急南口の西友の上にはソフマックがあって、カメラやPCを売っていた。今使っているNECのPCも其処で買った。それが或る日突然、ヨドバシカメラの系列店になった。詰まり町田はヨドバシ王国になったのだ。
 町田には小田急デパートがある。田舎デパートで、デパ地下以外はガランとした情けなさである。流石にデパ地下は人が溢れている。確かに売ってる品物がメッチャ良い。でも外の階は……、もう書いたですね。
 最上階は御多分に漏れずレストラン街だけど、昼時以外は此れ又ガランである。うーん、新宿とは全く違うのですなあ。町田と新宿を比べる事自体、無謀なんですがね。
 それでも自分の町にデパートがあるのは何かと便利で、潰れなければ良いがと思っていたら、大改修を始めた。それも階を変えつつ営業しながらである。店の人達は偉い苦労だったでしょう。店舗を臨時売り場に移し、今度は新売り場へ移すのだ。ああ、嫌だ嫌だ。
 そして改修が出来上がりました。何と、七階、八階はビッグカメラのフロアーだ。合わせれば馬鹿にならない広さだ。小田急も思い切った事をやったもんだ。ヨドバソ王国へ殴り込みだなんてね。
 西口のデパート用エスカレーターが変わっている。四基あるエスカレーターのうち二基が、小田急車両のドアになる様に描かれているのだ。これは意表を突かれた。小田急の車両が有る様に見えるのだから。通りがかる人が携帯で写真に撮っている事も多い。結構面白いのだ。
 田舎を舞台にしたカメラ戦争、さてどうなりますやら。どうなってもあたしには何の関係もないんだけどねw

2019年4月10日水曜日

閑話 その二百八十三



 閑話二百七十七でリュックを10Kgにしようかどうしようかと書いたが、10Kgにしたのだ、エッヘン。威張る程ではないか、たった1Kg増えただけなんだから。
 たかが1Kg、されど1Kg、と構える必要はなく、担いだ感じは普段と同じだ。歩く感じも普段と同じ。結局1Kgなんてそんなもんで、増やすかどうか悩んだのがバカみたいですなあ。
 先月下旬、如何にも春と言う日に例に依って高取山へ出掛けた。外に行くとこないのかよ、と突っ込みたくなるが、まあ、一番良いリハコースなんでね。温泉も有るしぃ。
 頂上には中年の女性が一人、あたしはリュックをベンチに置いて、一寸と離れて一服つけていた。ドサッとの音で見るとあたしのリュックが落ちたのだ。
 女性がベンチへ戻してくれようとしてリュックに手を掛けた。「わ、重い!」。そうでしょうとも、重くしてるんだから。
 「何が入ってるんですか」「水です」
 そっけないやり取りである。正確ではあるのだが、もっと言い様がないものだろうか。あたしらしいと言えばその通りなんだけど。
 下りに掛かったら人と出会い出した。知らないうちに速度も上がって、里湯には二時間五十二分で着いた。写真を撮っていた時間を引くと、二時間四十五分位だろう。
 里湯の松鶴庵が廃業したのだが、又リニューアルして営業していた。去年の挨拶文にははっきり廃業と書いてあったので、狐に摘ままれた気分だ。
 再開が前提なら廃業とはかかないでしょう、普通は。これはどう考えても謎なので、今度聞いてみよう。それが一番速い。
 二階の食堂のメニューに蕎麦ピザは戻っていなかった。次に行った時には戻っているかも知れない。是非とも蕎麦ピザだけは戻って欲しいのです。

2019年4月7日日曜日

休題 その二百五十



 大室山の登りで吹かれて、ウインドブレーカーを着込んだ、と閑話で書いた。元々あたしとウインドブレーカーは無縁な存在同士で、風除けが必要なら雨具を着込むのが(除く冬山)あたしの流儀だ。
 半年前に妻が中古屋でウインドブレーカーを買って来た。中古と言っても新品同様で、千二百円だったと言う。で、あたしにプレゼントしてくれたのだ。
 グリーンで防水も完璧、長男は○○ブランドだ、千二百円は安いと言っていたが、○○でも××でもどうでも宜しい。ブランドに興味は無い。使えれば良いのだ。
 薄手なので春先や秋に羽織って行くには最適だ。秋に高取山へ行くので着ると妻が「山なんかに着て行かないでよ」とのたもう。え、山用の品物じゃないかよお。
 山に着て行くとグチャグチャになる、と思っているのだろう。確かにその事例は多い。特に沢登りなんぞに行くと見るも無残な有様にはなる。泥と汗にまみれて、一発で古着がボロ着になっちまうだよ。
 行き帰りに着るだけで、山ではリュックにしまうの、と説明して出掛けた。妻は山用ではなく、普段着として買って来たのだそうだ。普段のあたしの姿が余りにみすぼらしいので、見るに見かねたのだろう。
 歳を取る程身なりに気を付けなければ、どんどん汚い年寄りになって行く。そこは充分分かってはいるのだが、まあ、元が良いから大丈夫さ(?)と、身ボロで暮している訳だ。
 その心遣いは有り難いが、ウインドブレーカーは矢張り山道具である。此の間の大室山にも着て行って、リュックにしまっていたが、風に吹かれて堪らなかったので取り出して着込んだのだ。茨のガレザレが終わったあとで良かった。ひっかき傷だらけになる処だった。
 登りに少々降られた時雨が玉粒になってブレーカーを落ちて行く。矢張り立派に山道具なのですな。

2019年4月3日水曜日

閑話 その二百八十二



 幸い雨は上がった。張った場所が低いのだから、下りも楽な筈だ。撤収し下り出すと間もなく展望が開けた。正面に蛭ヶ岳だ。檜洞丸は大コーゲに隠れて見えない。写真はその大コーゲです。
 直ぐに植林帯に飛び込む。大室山西面は見事に植林に覆われているのだ。だもんで登る時、どこにでも取り付けばいいや、と言う不健全な思想が頭をもたげたのですなあ。
 植林帯の九十九折れの下りは面白くもクソ(失礼)もない。同じ陰鬱な植林が続くのみなのだ。尤も登りよっかはずーっと増しだ。何たって下りは楽なもんで。
 楽とは言うものの、段々Yは遅れ始めた。昨日のダメージが残っているのだろう。筋肉が疲れていると、九十九折れの下りだって効いて来るものなんだ。
 膝が笑うとひどい事になっちまうが、そこ迄には至らない様だ。前々回の時は、そりゃあひどい目にYはあったのだから。
 Yはストックを頼りにトボトボと下っている。すっかり見慣れた風景ではあります。本人には大変な事で、そうなった限りは、バランスを崩すと直ぐ転ぶ。従って気を抜けない。転んだのは二回だけだったのは幸いでした。
 ブル道が右に現れた。適当な所でブル道に降りる。凄いガレだ。こんなとこをブルは上り下りするのだから、偉い馬力なんだ。思いの外に下り辛いが、最短距離なのだから良しとしよう。
 川に下ったらもう車は直だ。少々頑張ったらボロ車が待っていた。四十才位の男性が仕
度をしている。聞くと風巻ノ頭から姫次へ行き、蛭をピストンすると言う。若さですなあ! そんなの考えただけで疲れちまうぜ。
 車で町田へ、そしてガストで一杯やって、と何時ものパターンである。春山が終わったら暑くなる前に、打ち合わせ通りにツェルトで大室を目指します。